冬でも暖かい家のつくりかた

日本家屋の良さを見直すために様々な建材や特徴を紹介していますが、今回は
「和紙」
について、見ていきたいと思います。
「日本家屋に和紙?」と思われるかもしれませんが、紙は日本家屋にとって重要な建材です。
紙といえど、和紙は洋紙とは違い、強度や耐久性に優れているのが特徴。
また、調湿の効果もあるため、日本の気候に適した素材なんですね。
日本家屋では、和紙を使った「ふすま」や「障子」が部屋を区切る間仕切りとして用いられます。
また、天井や壁紙に使うこともあります。
軽くて丈夫、そして風合いの良さにも特徴がある和紙ですが、住まいの素材として使用する際にとてもメリットになるのが、植物由来の原料で作られるということです。
シックハウス症候群を引き起こす化学物質を含まないため、小さなお子さんや化学物質に過敏な家族がいる場合、アレルギーが気になるご家庭などには、取り入れるメリットが大きいです。
しかし、和室が減少している中では、ふすまや障子を取り入れるのはなかなか難しいかもしれません。
新築の場合、各住宅メーカーの標準仕様からふすまや障子が除外されていることも多いようです。
一方で、ふすまや障子ではなく、壁紙として和紙を活用する動きが活発になってきています。
吸音性や通気性に優れているため、寝室などに用いられたり、美しい和紙の模様を生かしたデザイン性の高い空間づくりに用いることが注目されています。
しかし、まだまだ施工が難しい部分があるほか、水や日光に弱く、施工場所が限定されてしまうなどの課題もあるため、適した場所に上手に取り入れていくといいでしょう。
ふすまや障子だけでない和紙の魅力、これからももっと知っていきたいですね。
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