1日で完了! 台風対策に「対風シャッター」で安心な備えを

お部屋の寒さや結露が気になり始めると検討したい「窓のリフォーム」。しかし、いざ調べると「内窓」と「外窓交換」のどちらにすべきか迷う方や、「カバー工法」といった専門用語に戸惑う方が非常に多くいらっしゃいます。
そこで今回はリフォームのプロの視点から、3つの工法の特徴やメリット、ライフスタイルに合わせた失敗しない選び方をわかりやすく解説します。
窓リフォームの基本! 3つの工法の特徴と比較
窓のリフォーム方法は、大きく分けて「内窓設置」と、外窓を交換する「カバー工法」、「ハツリ工法」の3種類が存在します。まずはそれぞれの違いを一覧で比較してみましょう。
| 工法 | 主な特徴費用 | 工期 | こんな方に向いている |
|---|---|---|---|
| 内窓設置(二重窓 | 既存の窓の内側に新しい窓を追加 | 短い(約半日〜) | コスパ重視・マンション・手軽さ優先外窓交換 |
| 窓交換(カバー工法) | 古い枠の上に新しい枠を被せて一新 | 1日程度 | 見た目重視・1回開閉の使い勝手を維持したい外窓交 |
| 外窓交換(ハツリ工法) | 壁を壊してサッシごと完全に根こそぎ交換 | 数日(壁補修含む) | 窓のサイズを変えたい・窓を新設したい |
コスパと手軽さで大人気!「内窓設置(二重窓)」
今ある窓の内側に、もう一つ新しい窓を取り付ける方法です。コストパフォーマンスに優れ、断熱性・結露防止・防犯性をしっかり高めたい方に向いています。
・コストパフォーマンスを重視したい
・断熱性、結露防止、防犯性をしっかり高めたい
・工事の時間を短く(手軽に)済ませたい
・マンションにお住まいである(※外窓は共用部のため交換できないことが多く、内窓が主流です)
【気をつけておきたい注意点】
・窓が2つになるため、開け閉めや鍵の操作が2回発生します。
・窓枠の奥行きが足りず「ふかし枠(窓枠を室内側へ広げる部材)」を取り付ける場合、お部屋側に少し出っ張るため圧迫感が出たり、窓沿いに小物が置けなくなったりすることがあります。
窓の断熱リフォームに関する補助金は、こちら↓
2026年 住宅省エネ補助金まとめ|給湯・窓リノベ・みらいエコ(5/22更新)
■ 外窓交換(カバー工法)はこんな方におすすめ!
今ある窓枠の上から、新しい窓枠をすっぽりと被せて窓を新しくする方法です。現在のリフォームではこの手法が主流となっています。
・お部屋の見た目をスッキリさせたい
・これまで通りの1回の開け閉めで、使い勝手を損ないたくない
・古くなったサッシ枠ごと、綺麗にリフレッシュしたい
【気をつけておきたい注意点】
・内窓設置に比べると、フカシ部材やフレーム代まで含まれている分、費用は比較的高額になります。
・既存の枠の上に新しい枠を被せるため、窓の開口(ガラスの面積)がわずかに狭くなります。
窓まわりの備えとしては、台風対策の耐風シャッターもあわせてご検討いただけます↓
台風対策に「耐風シャッター」|1日工事&補助金で安心の備え
■ 外窓交換(ハツリ工法)はこんな方におすすめ!
壁を壊して(ハツって)古い窓枠を根こそぎ取り外し、まったく新しい窓を取り付ける本格的な工事です。窓の大きさを変えたい方や、新しく窓を設けたい方に向いています。
・今のサッシの大きさを変えたい(大きくしたい、小さくしたい)
・何もない壁に、新しく窓を設けたい
【気をつけておきたい注意点】
・壁の補修などが伴うため、1日での完工は難しく、工期が長くなります。
・工事の際に大きな音や粉塵が発生します。
窓の大きさを変える・新設するといったご希望がなければ、費用と手間の負担が少ない「カバー工法」で対応するのが一般的です。
内窓が設置できないケースは?
内窓は天窓(トップライト)には設置ができません。また、窓枠の劣化やカーテンレールの位置によっては、事前の補修や移設が必要になります。
手軽で人気の内窓ですが、ご自宅の状況によっては設置が難しい場合や、工夫が必要な場合があります。
・天窓(トップライト)には設置ができません。
・窓枠の木材(ちり)が著しく劣化している場合は、枠材やふかし枠を安全に固定できないため、事前の補修が必要になります。
・窓の枠内にカーテンレールが設置されている場合はそのままでは干渉してしまいます。ただし、カーテンレールを室内側の壁に移設することで設置可能になります。
実際にはどちらを選ぶ人が多い?
基本的には、コストパフォーマンスに優れ、断熱・結露防止効果もしっかり得られる「内窓設置」を選ばれる方が多く、大変人気があります。ただし掃き出し窓などでは外窓交換が選ばれる傾向にあります。
例外として、お庭やベランダに出るための「掃き出し窓」は、洗濯物を干したりウッドデッキへ出入りしたりと、日常的に何度も開け閉めをする場所です。そのため「毎回2回開け閉めするのは面倒」とお考えの方には、使い勝手が変わらない「外窓交換(カバー工法)」がよく選ばれています。
また、内窓をつけるための「ふかし枠」がお部屋側に大きく出っ張ってしまう場合も、圧迫感や生活動線の障害になることを避けて外窓交換を選ばれるケースが多々あります。特に、ぐるぐると回すハンドルが付いている「ジャロジー窓」などは、ハンドル部分が内窓とぶつかりやすいため、外窓ごとスッキリと交換してしまうのがおすすめです。
暮らしに寄り添う、最適な窓プランのご提案
窓はお住まいの快適さを大きく左右する大切な部分です。「とにかく寒さをなんとかしたい」「出入りのしやすさは譲れない」「予算内で一番良い方法を知りたい」など、重視したいポイントによって最適な選び方は変わってまいります。
「うちの窓にはどれが合っているんだろう?」と迷われた際は、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。現地調査にてご自宅の状況をしっかり確認し、お客様のこれからの暮らしに一番寄り添ったプランをご提案させていただきます。
窓サッシを含む住宅設備の価格改定については、こちらの記事もご参考ください。↓
2026年10月に向けて住宅設備が一斉値上げ|主要5社の価格改定スケジュール


