冬でもゴキブリっているの!?実は冬場のゴキブリ対策が重要と言える理由とは?
「1匹見たら100匹いると思え」
ゴキブリにまつわるこのフレーズ、誰でも一度は聞いたことがあるかもしれません。
ゴキブリと言えば見た目もさることながらその不潔感からも、みんなの嫌われ者害虫の代表格とも言えるでしょう。
そんなゴキブリをたった1匹見ただけでもゾッとするのに、それが100匹も居るなんて想像もしたくない!!って思いますよね。
でも実際のところ、「1匹見たら100匹いる
」って…本当なのでしょうか?
そしてそれがもし本当なのだとしたら、ゴキブリ対策はどのようにすれば良いのでしょうか?
まずはゴキブリの生態を見て、答えのヒントを得ていきましょう。
ゴキブリってどんな虫?
ゴキブリは世界では4,000種ほどが知られていますが、このうち日本では約60種が生息していると言われています。そのほとんどは野外で生息しており、日常生活上問題にはなりません。しかし建物の中に侵入し、被害を及ぼすゴキブリは駆除が必要になります。その代表的な種類と特徴は以下の通りです。
クロゴキブリ
体長27〜33ミリ、黒褐色で光沢がある。翅(はね)が長い。全国的に分布し、一般家庭でよく見られる。
ヤマトゴキブリ
体長20〜22ミリ、全体的に黒茶褐色で光沢は少ない。前胸背板の中央部に凹凸がある。雌は翅が短く、腹部の中央までしかない。
ワモンゴキブリ
体長30〜40ミリ、前胸背板に横白色の輪紋がある。日本での屋内性のゴキブリとしては最も大型。
チャバネゴキブリ
体長12〜15ミリ、茶褐色で前胸背板に1対の黒いスジを持つ。全国的に分布し、ビルや飲食店でよく見られる。
ゴキブリの習性
・ゴキブリは集団生活をする昆虫で、仲間を集めるためにフェロモンという物質を体の外部に出しています。
このフェロモンは「集合フェロモン」と呼ばれ、ゴキブリのフンの中に多く含まれます。
・ゴキブリの視力は非常に弱く、明暗を認識する程度です。
そのため触角と尾毛が発達しており、それにより物や音、ニオイ等を感じて活動しています。
・ゴキブリは夜行性です。
1日の75%(日中)は隠れていて、25%(夜間)はエサを求めて活動すると言われています。それで、日中ゴキブリに遭遇することは滅多にありません
・ゴキブリは、扁平な体がちょうど入る程度の隙間に隠れる習性があります。
幼虫なら数ミリ、成虫の大型ゴキブリなら1センチ程度の隙間に隠れます。
冷蔵庫・電子レンジと壁の隙間です。このような、暗くて狭く暖かい隙間をゴキブリは好みます。
ではゴキブリはどんな被害をもたらすのでしょうか?
ゴキブリの被害
見た目に気持ちが悪い、と嫌う人がほとんどですが、刺したり噛んだり…といった直接的な被害はありません。しかし、以下のような被害があるのでゴキブリ対策は必須です。
◉サルモネラ菌やO−157などの病原菌を体につけて運んだり、フンから排出して感染症の原因になる
◉飲食店や食品工場等での食品等への混入により、または店頭で出没することによりお客様からの信用失墜などの問題になる。
◉電気製品等の中に入り込み、フンや死骸などで電子回路を故障させる危険がある。
小さな虫ですが、その被害は甚大にもなり得るので侮れませんね。
では、ゴキブリの気になる繁殖力はどうなっているか見てみましょう。
仰天!ゴキブリの繁殖力
ゴキブリの卵は、茶色や黒色の、卵鞘(らんしょう)と呼ばれる硬い殻で覆われたカプセルで守られています。
上の写真はチャバネゴキブリの卵鞘です。ゴキブリの種類によって見た目や色に若干の違いがあります。
実はこの卵鞘の中に、いくつものゴキブリの卵が入っているのです。
例えば一般家庭でよく見られるクロゴキブリの1つの卵鞘の中には、約15〜28個の卵が入っています。1つの卵鞘で、けっこうな数の子どもゴキブリが生まれてしまうという訳です。
クロゴキブリのメスの一生は約1年半。その間に産卵する回数は約17回と言われています。それでもしクロゴキブリのメスが一生の間に卵25個入りの卵鞘を17回産卵したとすれば、たった1匹のメスで425匹の子孫を生み出すことになってしまいます。
ゾッとするような話ですね。でも、ゾッとするのはまだ早いのです。
1匹のメスから新しく生まれた425匹のクロゴキブリのうち、半分がメスだったとしましょう。では、その200匹を超えるメスたちも同じように産卵していくとするとどうなるのでしょうか。
なんと、優に90,000匹を超えるゴキブリが誕生してしまうことになるのです!
恐ろしい…その一言に尽きますね。「ネズミ算」ならぬ「ゴキブリ算」です。
ゴキブリの種類によって、一生の間に産卵する卵鞘の数や卵鞘の中に入っている卵の数は変わってきますが、どの種類に対しても共通して言えることは『繁殖力は非常に強い』ということです。
ゴキブリは「集合フェロモン」によって仲間を引き寄せますし、夜行性のゴキブリは日頃私たちが活動している時間は隠れて姿を見せません。それでゴキブリの姿を1匹でも目にした時は、実は気付かないところですでにかなりの数が生息している可能性が高いと言えます。
冒頭で述べた「ゴキブリ1匹見たら100匹」というのも、正確ではない数字にしろ納得できるフレーズだと言えるでしょう。
それで、早めの駆除や予防対策はかなり重要だと言えます。
では、すぐにできるゴキブリ予防・対策にはどのようなものがあるでしょうか?
今すぐ出来るゴキブリ予防
これまで見てきたゴキブリの習性や性質を踏まえて以下の対策を行いましょう。ゴキブリ予防に効果ありです!
1.ゴキブリの隠れ家を作らない
ゴキブリは、狭くて暗くて湿気の多い所が大好きです。洗面所やシンクの下をしっかり掃除しましょう。また、ダンボールなど置きっぱなしにしてゴキブリの隠れ家を作らないようにしましょう。
2.食べかす、油汚れなど掃除する
ゴキブリは雑食で、何でも食べます。ゴキブリは水1滴だけでも3日、油1滴で5日も生きられると言われています。それで、食べ終わった食器は放置せず、コンロ周りの油汚れやシンク周りの掃除をしましょう。
3.モノを放置しない
視力が弱いゴキブリは、ニオイの強いものを好みます。ビールやジュースを飲んだ後の瓶や缶、食べ残しのお菓子や出しっぱなしのペットフードもゴキブリのエサとなってしまいます。放置しないようにしましょう。
家の中をきれいに掃除することはゴキブリ対策に有効
だということですね!
とは言っても、こんなにキレイにしているのにゴキブリが出てしまった!という経験はありませんか?
それもそのはず、ゴキブリはわずか1〜2ミリの隙間があれば侵入できてしまう
のです。換気扇やお風呂の排水口から、または窓やドアを開けている時に入り込んでしまった…ということもあります。
それで、自分で出来るゴキブリ対策以外にも、薬剤による事前予防や対策が効果的です!
でも「薬剤」と聞くと、身体への影響や小さなお子様、ペットのことなど考えて不安になったりあまり気が進まないと感じる方もいらっしゃることでしょう。
そんな方々へぜひ知って欲しいのが、ダスキンのゴキブリ駆除です!
ダスキンのゴキブリ駆除の方法とは?
ゴキブリは、菌やウイルスを運んできて感染症の媒介・疾病の原因となるなど、衛生上の損害を与える虫である『衛生害虫』に分類されています。
全身に菌をまとっているゴキブリは不衛生の極みです。
それでダスキンでは、常にゴキブリを見かけない状態を維持するサービスを行なっています。
ダスキンではまず、ゴキブリの性質・習性をしっかり把握した上で事前にしっかり調査を行います。
しっかり事前調査をさせていただくことによって、生息しているゴキブリに対してどのような防除対策を取れば良いかを見極め、確実に駆除や予防をしていきます。
そしてダスキンのゴキブリ駆除で薬剤を使う際の気になる安全性です。
実はダスキンでは、ゴキブリ駆除に使う薬剤は全て、厚生労働省が認可した医薬品か医薬部外品に認定された安全なものを使用しています。
それで、ご家庭ではもちろんのこと飲食店様や施設様、保育園様などたくさんのお客様に安心してご依頼いただいております。
主な駆除方法としてはベイトシステムを用います。
近年は、IPM(総合的有害物質生物管理)や、レスケミカルという考え方が害虫駆除業界の常識になっていますが、その主流になっているものがベイト剤(毒エサ)による駆除方法です。
ゴキブリの潜む場所や通り道などポイントとなる所にベイト剤を設置するため、空中飛散がなく、皆様に安心してご利用いただいております。
またダスキンのゴキブリ防除サービスは、侵入・繁殖しているゴキブリを薬剤のみに頼ることなく、レスケミカル(省薬施工)を心がけて駆除します。それに加えて衛生管理(環境整備)を行うことにより、常にゴキブリを見かけない状態を維持するサービスを行なっています。
人が薬剤に脅かされる危険が軽減されるだけでなく、必要以上に薬剤を使わないので、まさに「ヒトと環境にやさしい」処理法です。
こんな方はプロへご依頼を!
どんなに注意していてもいつの間にか侵入している害虫ゴキブリ。
ゴキブリを見たくない!
知らない間に繁殖していたらどうしよう?
安心・安全な駆除方法で確実に駆除・対策したい!
という方、ぜひ弊社へお気軽にお尋ねください。
お客様のニーズに合わせてご満足いただけるご提案をさせていただきます。