Vol.27 五色は人の目をして盲なら令む ── 情報過多の時代に「自分で選ぶ力」を持つことの重要性

私はこのたとえ話がけっこう好きで、なにかと話題にしたくなったりします(*^^*)
みなさんはご存知でしょうか?
もし、ご存知ないようでしたら、YouTubeでも再生回数多めに回っていますので、ぜひご覧になって見てくださいね。
今日はそんなたとえ話のご紹介。
とある大学でこんな授業がありました。
「クイズの時間だ」
教授はそう言って、大きな壺を取り出して教壇の上にドンと置きます。
その壺に彼は少し大きめの岩を一つ一つ詰めて壺がいっぱいになるようにしました。
その上で、目の前にいる学生に問い始めます。
「この壺は満杯だと思いますか?」
教室中の学生がほとんど「はい」と答えるのですが、教授は、その答えを聞いた後、教壇の下からバケツいっぱいの「砂利」を取り出し、壺の中に流し込みます始めたのです。
時に壺を振りながら、岩と岩の間に砂利を埋めていきました。
そうして、いっぱいだと思われていた壺の中に、砂利が入る余地があったことが学生たちにわかりました。
その後、教授はもう一度学生たちに問い直します。
「この壺は満杯だと思いますか?」
学生たちはお互いに顔を見合わせながら、うまく答えられません。
そこで、一人の学生が「たぶん違うだろう」と答えるのです。
教授はその答えを聞いて、笑いながら「その通りだ」と言い、なんと今度は教壇の下からより粒子の細かい「砂」の入ったバケツを取り出したのです。
それを手に、教授は目の前の壺に流し込み始めます。
岩と砂利の隙間に砂が入っていくのを学生たちは目の当たりにしました。
さて、その上でさらに教授は三度目の質問をするのです。
「この壺は満杯だと思いますか?」
ここまでくると学生たちも全員で口をそろえて返答します。
「いや。満杯じゃない」と。
答えを聞いた教授は、次は「水差し」を取り出して、壺の縁いっぱいまでなみなみと水を注いだのです。
最後に彼は学生たちにこれまでと違った質問を投げかけます。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」
・・・・
さて、このお話、みなさんはどのように思いますか?
私もいちばん最初にこのお話を聴いた時には、「人生観」について、そして広い意味での「キャリア」について、もう一度考えさせられました(*‘ω‘ *)
このお話、実はちゃんとした「最初の出所」がうまく分からないのですが、少し内容が変化した形でYouTube動画がアップされています。
ぜひ直接見たほうがインパクトあるかと思いますので、以下にリンクを貼っておきます。
知っている方も、知らなかった方も、ご感想いただけると幸いです(*^^*)
最後の質問と返答。
いい感じですよ♪



