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保険を組み合わせ、企業や経営者のリスク軽減を図る。困り事に寄り添う2代目社長

企業や経営者の財産を守り未来を支える保険のプロ

鶴原弘之

鶴原弘之 つるはらひろゆき

#chapter1

高まるサイバー保険・賠償責任保険の需要。士業との連携で経営を幅広く支援

 損害保険ジャパン(損保ジャパン)とSOMPOひまわり生命保険(ひまわり生命)の専属代理店として、法人向け商品を中心に扱う「リスクマネージメント」の代表・鶴原弘之さん。多くの企業や経営者を支えています。

 「企業のお客さまの間では近年、サイバー保険のニーズが高まっています。不正アクセスは企業規模を問わず発生しており『取引先の名簿が流出した』『クレジットカード情報が漏えいした』『元従業員が勝手にデータを削除した』といった被害が報告されています。さらに、原因調査費用や被害者対応費用、システムダウンによる損失などが発生する可能性もあります。こうしたリスクを補償や専任スタッフによるサポートでカバーするのがサイバー保険です」

 また、自然災害や事故による建物や設備の損壊、休業による利益減などに備える企業総合補償保険の需要も高まっていると話します。そして同社では実際の事例を顧客に伝え、一社ごとの状況に応じて利用機会を逃さないようアドバイスしています。

 「強みは、当社に隣接するビルに税理士や司法書士が事務所を構えており、普段から交流があるため、スムーズに紹介できることです。つまり保険の枠を超えた支援が可能ですね。さらに、経営者の方々には生命保険の活用も勧めています。万が一トップを失うと会社にとって大きな打撃となり、従業員の雇用や事業継続に直結しかねません。そのための対策が重要です」

#chapter2

高知を離れて経験を積み、父の背中を追って家業を継ぎ帰郷

 鶴原さんは高知市で生まれ、父親が指導者だった縁もあり小学1年から高校までバレーボールに没頭。両親の「地元にとどまらず、日本のさまざまな場所を見てきなさい」との勧めもあり、やがて東京都内の大学に進学します。

 「バレーボールは大学でも続けました。学業やサークル活動に励む一方で、ミュージカル鑑賞や街歩きなど東京ならではの文化にも触れました。卒業後はJA(農業協同組合)グループと密接な関係にある共栄火災海上保険に入社し、広島県内の拠点に配属されました。人情味にあふれ、保険代理店としての基礎を学んだ会社で、上司や先輩も気さくで退職した今も連絡を取り合っています」

 転機は「リスクマネージメント」の創業者である父親が、損保ジャパンの有力な代理店組織であるJSA中核会の会長に就任したこと。全国からプロが高知に集まるこの機会に刺激を受けて視野を広げようと、家業を継ぐ決意を固め2021年に帰郷します。

 「思えば高校生の頃から、いつの日か家業を家族の誰かが継ぐのだろうと自覚していました。忙しい父の背中を見て育ち、地元に恩返しをしたい一心で経験を積み、2024年に取締役、翌年には代表取締役社長に就任しました。周囲に肩書だけの人物だと思われたくなかったので、高い専門知識と実践的なコンサルティングスキルが求められる、損害保険トータルプランナーの資格も取得しました」

 なお現在、同社の従業員の平均年齢は30歳前後と若く、風通しの良い営業スタイルも特長。社名は一般的には「マネジメント」ですが、父親の言葉遊びから「マネー(お金)」とし「リスクと資金繰りの両面から経営者を支えよう」という思いが込められています。

#chapter3

保険の見直しが万一の支えに。地域貢献や防災にも力を注ぐ

 入社後、ある経営者の生命保険見直しを任された鶴原さん。すると現状に合わない商品を契約しており、入院一時金が支払われるプランへの切り替えと、がんや心筋梗塞、脳卒中に備える特約の追加を提案します。

 「1年半後に娘さんから『父が心臓の病気で倒れた』と連絡が入りました。幸いにも新たな保険で入院費用や生活費をまかなうことができ、無事に退院できたと聞きました。後にご家族を訪ねると、涙ながらに感謝の言葉を伝えてくれました。私は一人一人のお客さまとのご縁を大切にしていますが、これは生涯忘れない出来事になるでしょう。保険は使う機会がないに越したことはありませんが、もしもの時の支えになると再認識しました。スマートフォンを買い替える時のように、少なくとも5年に一度は補償内容の確認をお願いします」

 会社では、バレーボールU-10大会のスポンサーを務めるなど、地域貢献にも注力し、地域とのつながりを大切にしています。また、従業員や関連企業、地元の農家と共に田植えから稲刈りまで行い、収穫した米を子ども食堂へ寄贈しています。さらに南海トラフ地震に備え、メンバーの防災士資格やドローン国家資格の取得、県外でのカスタマーセンター設置など、事業継続計画(BCP)にも力を入れています。

 「高知だけでなく、四国や全国の方々にも当社を知ってほしいですね。困り事がなくても思い出してもらえる存在を目指し、地域の未来を支える企業であり続けます」

(取材年月:2026年7月)

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鶴原弘之

企業や経営者の財産を守り未来を支える保険のプロ

鶴原弘之プロ

保険代理業

株式会社リスクマネージメント

主に事業者向け保険を扱い、複数の商品を組み合わせて企業や経営者のリスク軽減を図るとともに、隣接する税理士事務所・司法書士事務所・行政書士事務所と連携し、保険の枠を超えた総合的な支援を行います。

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