南海トラフ地震発生に備え、防災マニュアルの見直しを
今年もあと1週間程度となりました。年末年始は、買い出しなどで家をあけたり、旅行や帰省などで長期間家をあけることが多くなり、空き巣犯に狙われるリスクが非常に高まります。そういうこともあり、最近テレビでは、泥棒によるマーキングについて放送されています。
日テレニュース
「あなたの家にも?マーキングに注意」
マーキングとは、訪問販売員や空き巣犯、侵入窃盗を行う犯罪者などが住民に関する情報を仲間と共有するために表札や郵便受け、玄関ドア、電気メーターなどに目印をつける行為を「マーキング」と言います。このマーキングにより、入りやすい家(部屋)を狙って盗みを行うのです。
マーキングが行われる主な場所は、表札、郵便ポスト、インターフォン、電気・ガス・水道メーターです。表札や郵便ポストやインターフォンは、日常良く見る場所ですので、比較的気が付きやすいですが、電気・ガス・水道メーターは、ほとんど見ることがありませんので気付かれにくいため、空き巣に活用されやすい場所です。オートロックでない分譲マンションの場合でも、集合ポストにマーキングされる可能性がありますので、ご注意ください。
マーキングの種類は、数字、記号、アルファベットを使用したものや、シール・付箋等があります。そのほかにも、石を置くことや、傷をつけてマーキングする場合もあるようです。また、マンションでは無いと思いますが、あえてタバコの吸い殻やペットボトルを置くことあるそうです。
数字、記号、アルファベットを使用している場合は、次のような内容を意味しています。
M 男性
W 女性
S 一人暮らし
F ファミリー、家族
R 留守
SS 土日休み
〇 侵入しやすい、または侵入に適している
× 侵入できない、または侵入に適さない
30 30代
例として、20WS9-20〇は、20代の女性が一人住まいで9時から20時まで留守のため侵入しやすいという意味です。
シールや付箋の場合は、色で意味が分かれています。
赤色 侵入しやすい
黄色 侵入できる可能性がある
黒色 侵入に適していない
青色 男性
桃色 女性
オートロックでないマンションにお住まいの方は特に、表札、郵便ポスト、インターフォン、メーターボックスの中のガス・水道メーター等にマーキングされていなかどうかを一度チェックしてみて下さい。もし、マーキングと思われるものがあった場合には、後々の証拠としてスマートフォン等で撮影したうえで、すぐにマーキングを消すようにして下さい。放置していると、防犯意識が低いと思われて、他の空き巣に狙われてしまいますのでお願いします。