(株)明洋 ダウンザホールハンマー導入!
今夜は深夜作業に来ています!
なんで地盤屋が深夜に?と思われるかもしれませんが
以前にも少しご紹介させて頂きましたが、実はわたくし
地盤の会社の他に電柱関係の会社(株)明洋もやっています。
以前のコラム→http://mbp-japan.com/kochi/gworks/column/210/
今夜はその仕事ぶりを紹介します。
今夜の深夜作業の現場は、はりまや橋の南に通っている桟橋通りです。
桟橋通りでは、ずいぶん前から電線の地中埋設化工事が進められてきましたが、
電線類が全て地中に切替わりまして、やっと電柱に載っていた電線を撤去できます。
今回は、外線班が6班、弊社の建柱班が2班の合同大規模工事です。
この光景、いつ見ても壮観です!
さて、今回の弊社の担当は電柱の撤去工事です。
まずは電線の撤去工事!これは外線班の担当です。
無事電線を全て撤去してくれましたので、ここから電柱の撤去です。
今回の電柱の長さは16m!重さは約2tオーバー!
電柱は通常、その全長の1/6が埋まっています。
ですから、この電柱では約2.7m程度抜き上げなければいけません。
実は電柱は建柱(建てる事)よりも、抜柱(引き抜く事)の方がより危険で難しいのです。
まずは、電柱の重心より高い位置にワイヤーを付けます。
この位置を誤ると電柱がひっくり返って大惨事となりますので重要です。
そして特殊な油圧ジャッキとクレーンを使い少しずつ引抜いていきます。
やっと根元が全部出てきました。
そこから電柱の根元をローラー付きの台車に乗せ滑らせながら倒していきます。
こうして見ると長いでしょう?いわゆる大型ロング車でも12mですから長い長い。
抜柱後の穴は、砕石を使いキッチリと埋め戻し転圧します。
この電柱を特殊車両を使い、倉庫まで運搬して今日の作業は完了です。
今回は今晩中に6本抜柱する事が任務です。
残りの電柱は、後日NTTさんの担当会社さんが撤去していきます。
まもなく、スッキリした桟橋の電車通りになることでしょう!
近隣や通行中の皆さま、ご迷惑をお掛けしております。
また、ご協力に感謝いたします。
夜はまだ長い。焦らず急いで安全に作業します。