AIが当たり前になった業務環境の自動化、そして新たなチャンス
突然ですが、あなたはChatGPTをお使いですか?
私は今では、ほぼこれが無いと仕事が回らないくらい使用しています。
こんなに使うようになったきっかけは、ずばり「プログラミング」です。
私のご提供するサービスは、しばしば「カスタマイズ」を含みます。
というのも、基本は色々なソフトウェアパッケージを使って、お客様の依頼に対応するのですが、それらのパッケージの導入だけで終わりという事にならないケースも多いのです。
主な理由は「使い勝手の向上」のためで、サイズは小さいですがpythonや場合によってはVBAを使ってプログラムを書いて使い易さの向上に努めています。
プログラム経験のある方ならお分かりと思いますが、プログラムは作成・テストはもちろんサービス提供後の修正・保守も発生し、なかなか厄介な存在です。しかも私は元々プログラミングの経験はそれほどでもなく、pythonやVBAでのプログラミング作業は、私の中ではしんどい仕事でした。
ChatGPTが出て少ししてから、多分ネットで見たと思うんですが、「ChatGPTはプログラムが書ける」というのを見て、興味本位でChatGPTにアカウントを作り、早速試してみました。驚いたことにかなり精度の高いプログラムを出力してくれたのです。
しかもそこまで細かい仕様を書かなくても、ある程度こちらのやりたいことを認識しているかのように「動くプログラム」を書き出してくれます。
もちろんいきなり100%こちらの要求を満たすプログラムを書いてくれるわけではないのですが、元々ネット上に散らばるサンプルを修正してプログラムを作っていた私にとって、これは本当に大きなプレゼントでした。
私は65歳ですが、身体は健康ですし、記憶力や判断力が衰えたとも思いません。ただ正直なところ、プログラミングについては、「できれば避けたい」というスタンスでした。
ところがChatGPTを使う事で、プログラミングの作業自体の負荷が大きく減りました。
(但し「開発全体」として見ると大変な作業には変わりありませんが、とにかくコードを書く手間は大幅に減りました)
その他の言語は試したことはないのですが、多分同じような結果だと思います。
それで私のサービス内容というか、サービスに対する心構えが少し変わりました。
以前に比べより「使い勝手を重視した」アプリの提供・提案が可能になりました。
要するにプログラミングに対してのネガティブな気持ちが大幅に減りました。(ゼロになったわけではありませんが)お客様にも割と自信をもってプログラミングを前提とするカストマイズのご提案ができるようになりました。
使いだしてすぐ有償プランに登録し、いまでは「有能な秘書」を持った感覚です。
小さいころ読んだSF小説で、主人公が人工知能と会話する場面が出てきたのですが、まさに今の自分はあの場面に身を置いている気持ちです。
これはエンジニアに限ったことでなく、シニアで現役として働いている方でやる気はあるけど以前に比べ特定の作業がしんどくなってきたという方にも、ぜひChatGPTをお勧めします。必ずあなたの力強いパートナーとなってくれると思います。
ちなみに近々ChatGPTを利用したサービスをご提供予定ですので、楽しみにお待ちください。