川崎の緑ヶ丘霊園で草止めの工事を行いました

お久しぶりです！川崎市多摩区の吉澤石材店　吉澤光宏です。

昨日・今日と、川崎市営の緑ヶ丘霊園で墓地の雑草対策のリフォームを行いました。この手の作業は石を動かすこともないため、リフォーム工事としては比較的手軽な部類になります。

うまく基礎工事の空き時間を使って作業を運ぶことが出来ました。


こちらは二年前に建てさせていただいたお墓。二段階段を上がった両脇のみ、緑を植えられるように草止めシートを敷き込んで仕上げてありました。

ただ、このお墓のように周囲が緑の場合、どうしても草止めシートだけでは雑草・雑木の生育は妨げられません。もともとこの場所に竹やチガヤ（萱）が生えていたことも影響があると思います。

ということで、今回はコンクリートを打設して雑草をシャットアウトすることに。コンクリートの上に砂利を敷けば、見た目は前と変わりません。


化粧砂利は少し汚れていますが、雨が降れば上段側と同じあんばいになることでしょう。


また、同し霊園内の別の墓地でも、雑草対策の依頼が。こちらは昭和のころに建墓したお墓です。

お施主様が年齢を重ね、だんだんと雑草取りをすることが大変になってきたというお話しです。


こちらは墓所全域のコンクリート打設になります。

土をある程度の深さまで削り取って、手ダコという道具で転圧。コンクリの割れ防止にワイヤーメッシュという井桁状になった針金を入れます。

埋まり気味の飛石は、少し高めに据え直し。水抜き穴を設けて全面コンクリート打ちです。



もし何か生えても、コンクリートでは根を張ることができません。これで雑草のたぐいで悩まされることは、ずっと減るはずです。

後日、水抜き穴の部分に草止めシートを敷き、化粧砂利を敷き込み予定。こちらも違和感なく仕上がることでしょう。

お墓の雑草対策としては、敷石を敷く・土系舗装材の施工、そして草止めシートを敷くなどの手段がありますが、それぞれかかる費用が異なってきます。また生えている植物の種類によっては、あまりお勧めできない方法もあったりします。

墓地の雑草対策でお悩みなら、お気軽にご相談くださいね。