お墓に木がはえている。ご注意ください、ぜひ確認を。
川崎市の吉澤石材店です。
さて、今日ご納骨の件で問い合わせをいただきました。
話を聞いてみるとお墓の場所は弊社近隣の公営墓地。お墓の形式は芝生に納骨室・『墓石』が初めから設置されているタイプで、俗にいう芝生型墓所です。
このタイプはお施主様が自由に選択できる部分は限られていることが多く、名板(あるいは花立も)に刻む文字や石の種類くらいであったりします。また自治体によっては石の種類まで指定されていることも。
今回の問い合わせ内容としては、とある業者でこの名板を設置も併せて依頼したが、納骨のみをそちら(つまり弊社)でお願いすることができるかということ。
更に聞くと、業者と何らかの問題があった様子もなく、初めてのことで勝手がわからなくて困っているということでした。
通常の場合、こうした名板設置を行う業者が納骨までしっかりと対応することが請負業者としては当然の義務であることをお伝えしました。
果たして該当業者が無責任なのか、断片的な情報しか伝えられなかったため私には判断することができません。
しかしながら、お墓を建てる人はそうした経験が豊富であることはまずないはずです。そこから考えると、お施主様に納骨のことも含めてきちんと伝達する責任を負っていることは間違いありません。
今回の案件は業者と施主間の単なる伝達ミスであり、製造業者が納骨までしっかりと請け負うことを祈るのみです。
納骨の対応は施工業者の義務でもある
最近ではインターネットなどでお墓の販売をする業者もある時代なので、名板単体のみを依頼されて請け負う業者だっているのかもしれません。
うがった見方かも知れませんが、もしかしたら販売のみを前提で格安の表示をすることだって考えられなくありません。
ただ単にモノを売るのみで、その後のケアに関しては知らぬ存ぜぬを決め込むような無責任な業者がもし存在したとして、その業者を選択するのかしないのか。
その決定権を持っているのは、あくまでも『施主であるあなたであって、業者側ではない』ということも知っておいてほしいと思います。
また、よろしくお願いします。