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吉澤光宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

お彼岸はぜひお墓参りに

吉澤光宏

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テーマ:大切です

白木蓮の花が気持ちよさそうにひらき、すっかりと春めいてまいりました。この三月は春のお彼岸の月でもあります。


お彼岸とは春分の日・秋分の日を中日(ちゅうにち)とした前後三日間の計一週間。日本では昔からこの時期にお墓参りをすることが習慣づけられていますね。それにこの彼岸のお中日は太陽が真東からのぼり、真西に沈むに日としてもよく知られています。

いささか強引な展開ですが「真西」と言えば「西方極楽浄土」。西方十万億土のところ(彼岸=かなたの岸)に存在するといわれています。浄土とはすなわち仏様の国。弥勒菩薩の兜率天、薬師如来の浄瑠璃世界など様々な仏様がそれぞれの浄土を築いています。

その中でも一番よく知られているのが阿弥陀様の国「極楽浄土」でしょう。

平安時代の中後期ころに広まったとされる末法思想。この不安から逃れ、死後に極楽浄土に往生したいという人々の願い。これが浄土信仰ですが、これとお彼岸のお墓参り(先祖供養)の習慣とはそのころから切っても切れない縁となってきたのでしょう。

昔から暑さ寒さも彼岸までと言われています。あと半月後にはさらに暖かく、過ごしやすくなってくるはず。特に春のお彼岸は時期的にも年度末。こうした節目にご家族皆でお墓を訪れ、清掃してお墓参りをされてみてはいかがでしょうか。

お花・お線香・お水を携え、浄い心でお墓参りへ―。
お墓は「自らの健全な幸せを生む場」でもあります。きっと清々しい思いで新たなスタートを切ることができることと思います。

お知らせ

なお、花筒の交換や香炉の取替えなど、お彼岸へ向けた手軽なリフォームにつきましては、なるべくお早めにお問い合わせください。(※内容によりお彼岸に間に合わない場合もございます)
どうぞよろしくお願いします。

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吉澤光宏
専門家

吉澤光宏(石職人)

有限会社吉澤石材店

川崎市登戸駅近くで約220年続く老舗石材店の8代目店主。お客さまの想いをじっくり聞いたうえで、プロとしての意見、そして伝統の良さを説明して、納得できるお墓を作る。ブログやフェイスブックでも情報を発信。

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