ドーナツの穴から、色の世界をのぞいてみれば
こんにちは、鈴木香加です。
お洋服屋さんには、秋物がチラリと見えてきましたね。
最近は、秋冬物も色のバリエーションが増えましたが、一時期は、夏タイプなどはグレーとネイビーだけで過ごしなさいとアドバイスが聞こえていた時代もありました。無理ですよね(笑)。
そんなことを思い出して、こちらのコラムの投稿になりました。
ネイビーは、パーソナルカラー4タイプすべてにあるカラーですが、微妙に色あいが違います。診断布(ドレープ)や色見本で見るとよく分かりますが、夏タイプのネイビーは、意外とあっさりしています。ですから、秋冬物の暗いしっかりとしたネイビーに負けてしまいます。ネイビーが似合うと言われたのに似合わないわ、と首をかしげる方もいらっしゃるかも知れませんが、ネイビーにもさまざまな色合いがあるのです。ネイビーの色を明るくして誤って冬のロイヤルブルーに迷い込んだり、似合わないと諦めたり、そんな経験はありませんか?
そこで、似合わないネイビーをどう着るかですが、顔まわり30センチをパーソナルカラーのスカーフ、ストール、マフラーなどで巻いて、顔映りをよくするとよいと思います。
スカーフは、柄に似合わない色が入っていて難しい…
難しくありません。
全体的な感じがパステルカラーならば、夏タイプのスカーフです。あたかも人間をみるくらいザックリと。自分が欠点をあげてばかりの人は、よほど好きか嫌いか…(笑)
幸い、問題はスカーフの選び方です。
自分にとって心地良いものと付き合うのがよいかと思います。
そのほかにも、暗いネイビーを生かす方法はありますので、詳しくはカラーリストやスタイリストにご相談くださいませ。
また、秋冬物にパステルカラーは寒々しいと思われますが、素材が夏物とは異なります。モヘアのセーターなど、ふんわりしたニットには向いているカラーですし、スカートでもタイツやブーツで引き締め色を使うとまとまりやすくなります。
例えば私は、秋冬のストッキングやタイツの定番カラーは、グレーかネイビーです。
スエード調のピンクのスカートにもよく合います。ラベンダーカラーや浅いワインレッドなどともキレイです。というのは、パーソナルカラー同士は似合うからです。とても楽です。
今からこの秋冬は、何を着ようか楽しみですね。
コーディネートが苦手な方は、ベーシックカラー(黒、白、グレー、茶、ベージュ)を取り入れながら、ファッションコーデをすると楽になります。
かなり以前、パーソナルカラータイプ別得意なベーシックカラーのコラムを書きました。是非ご参照くださいね。
ありがとうございます。