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土日にネットで謄本取得ができない問題

関太郎

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土日にネットで謄本とりたい!

土日にインターネットで謄本の取得ができないのですが
なんとかならないものかと思っています。

金曜日の21時に利用できなくなるので
金曜の夕方からの数時間は血眼になって
必要書類をとりよせています。

先日も、金曜日の20:55にあわててキーボードをたたきましたが、
数秒の差で必要書類をダウンロードすることが出来ず、
月曜日まで待たなくてはならず、悔しい思いをしました。

実は、平成25年頃から平成27年までの間に、月に1度の土曜日だけ
登記情報提供サービスの運用拡大として、土曜日利用が出来ました。
しかし、あっけなく停止となりました。

理由は、

「その利用実績が著しく低調(平日の1割程度)であること」

との事。

これには、反論したくなることがありました。
月に1度の土曜日に利用できるとの事でしたが、
その月ごとに、利用できる土曜日がコロコロ変わりました。
第1土曜だったり、第2土曜だったり。
土曜日に利用しようと思いついても、
利用できるかどうかが、即座に分からないのです。
結局、土曜日に期待しては危険なので、
極力、金曜日までに取得しようということにしました。
これで土曜日の利用率があがるわけがありません。

不動産登記法は、冒頭の第一条で

「この法律は、不動産の表示及び不動産に関する権利を公示するための登記に
 関する制度について定めることにより、国民の権利の保全を図り、
 もって取引の安全と円滑に資することを目的とする。」
とあります。
 
不動産登記法は、不動産取引の為と明文化されています。
土地家屋調査士、法務局をとりまく業界で感じていることは、
そのことを忘れて不動産登記法の枠組みの中だけで物事を考える人が
少なくありません。

ネットの土曜日サービスの運用拡大の停止についても
きっと限られた方たちで検討したのではないかと疑ってしまいます。

不動産業界の土日は、正に主戦場。
リアルな情報を常に求めています。
土日のネット利用はサービスとして当たり前だと思っています。
土日のネット利用できるようになってほしいものです。

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関太郎
専門家

関太郎(土地家屋調査士)

関 太郎 土地家屋調査士事務所

土地家屋調査士業とデベロッパーでの企画を兼業してきた実績があり、広い人脈と土地の資産価値を見極めた測量提案が強み。繊細な境界に関わる測量では、隣接者との関係を重視し、"双方の納得"を大切にしています。

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