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関太郎

相続地の価値を活かし隣と円満に境界線を決める土地家屋調査士

関太郎(せきたろう) / 土地家屋調査士

関 太郎 土地家屋調査士事務所

コラム

分譲事業者向けセミナーで得た知見: 土地家屋調査士の視点

2019年6月14日 公開 / 2023年5月26日更新

テーマ:セミナー・研修会

コラムカテゴリ:住宅・建物



先日、船井総研さんの分譲事業者様向けのセミナーを受講してきました。

狙いは、分譲事業者様の取り組み事例を学ぶことで、

分譲事業者様の視点から土地家屋調査士業務を見つめなおし

 私達が注意するべきこと、

  提案できることを

学びたいと思いました。

分譲事業者様向けのセミナーでしたので、

測量業者の私がとぼけて参加するのは

心苦しくもありましたが・・・(;^_^A


さて、参考になったことを箇条書きにしてみました。

・市場の減少以上に、工事業者さんの数が減少している
  土地家屋調査士業界も、高齢化が進んでいて、少なくなっていますね
  
・回転率は年2回転 仕入~引き渡し 6か月

・賃料+1万円=住宅ローン→供給価格の設定

・完成前に半分は売切
  完成→即決済ということですから、表題登記を迅速にやらなくては ^^;

・大工さんは1か月で木完

・基礎工事はとにかくガンガン進めて、いつでも大工さんがはいれるようにしておくそうです。

・仕入決済は、建築確認取れてから決済
  これが一番私たちの業務に直結致します。
  プランニングの期間も考慮すると
  決済期日の1か月半前には
  確定測量完了が望ましいのかもしれません・・・
  決済期日まででいいや、という考えを捨てなくてはいけないと再認識です。

・仕入決済の移転登記が完了したら、即分筆
  建確がすでにとれているから、すぐにできるんですね。  

・仕入決済したら、決済日に着工するぐらいの勢いが必要
  す、すごい
  あれ、解体はいつやるんだろう・・・  

・利益率よりも回転率を重視
   一切の無駄のない工程管理という事なんですね
   正に時は金なり
   分筆、仮杭迅速にやらないといけませんね 

・地方では、中小ビルダーが大手ビルダーに巻き返しが進んでいるところもある。

・地方の分譲は、土地代と建物代の割合が 1:3
  土地代500万+建物代1500万=総額2000万なんだそうです。
  500万の土地売買で、確定測量の費用ってどうなっているんだろうと興味津々

いやあー
いろいろ参考になりました。
私達の業務も、視点を変えると気づかされることが沢山あります。
分譲業者様のお役に立てるように、
工夫することがまだまだありそうです。

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関太郎(関 太郎 土地家屋調査士事務所)

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