あいさつを無視される・・・(スタッフ)
5月第二日曜日は母の日でしたね。
子から母へ。
感謝を伝え、感謝を受け取る日。
母親に感謝の気持ちを花や贈り物でされる方も
多くいらっしゃると思います。
私事ですが、
小さい時は父親と一緒にお花屋さんで小さな花束を買って
「お母さん、どうぞ」と三姉妹で可愛い笑顔で贈り、
とても穏やかな表情をした母を見て嬉しかった記憶があります。
母の日は今でもお花を贈っていますが
時間があれば一緒に食事に行ったり、
子どもの顔を見せに行ったりと
母への感謝の気持ちをいろんなかたちで伝えています。
自分が母になり
母の立場になった今、
子どもの頃には気づけなかった母の感情が
本当に手に取るように分かるようになってきました。
「あなたも大人になったら分かるわよ」と
思春期や反抗期に母から言われた言葉、
同じ立場に立ってみると様々なことに共感を覚えます。
あれからいろんな経験や葛藤を経て大人になり
出産、子育てを経験し奮闘し、
もがきながらも変化を受け入れる母親になりつつあります。
同じ道を歩んできたからこそ
母と分かり合える日がきたのだろうなと感じます。
あんなに受け入れられなかった母との確執。
頑なにこだわり続けた互いの思いと
ピリピリと張り詰めていた二人の間の空気。
母親同士になったことで
あの頃の空気感を今は感じなくなりました。
時が解決するとはこのことですね。
先週母の日の夜、
息子達がきれいな紫色の薔薇と、
カーネーションがデコレーションされたケーキを
ぶっきらぼうな感じで渡してくれました。(笑)
お店でどんな顔して買ってきたのか想像しながら
あの頃の母のとても穏やかな表情が
私の中に今存在しているのを感じて
またまた母との共感を得た日となりました。
文:スタッフroko
代表:椎名 あつ子