「おつかれさま」(スタッフ)
みなさんは
こんなことを言われたり聞いたことはありますか?
「道を聞かれる人になりなさい」
私はいつどこで聞いたのかも忘れてしまいましたが、
何かで聞いて、はっとした言葉でもあります。
「道を聞かれる人」とは
どんな人でしょうか?
みなさんが道に迷った時に
道を聞きたい人を思い浮かべると、
たとえば
優しそうな人であったり
急いでいない様子で余裕がある歩きぶりであったり
おどおどしていたりそわそわしておらず
落ちついた雰囲気であったり
そんな方ではないでしょうか?
さらに、自分と似たような年代の方だったり、
いかにも地元の人と思えるような
街に溶け込んでいる人かもしれませんね。
反対に、
ちょっと声をかけにくい雰囲気の人や
余裕のなさそうでバタバタしている人には
道を聞きにくいものです。
私自身、以前はよくイライラしていたり
下を見て歩いていることが多かったせいか、
道を聞かれることはほとんどありませんでした。
しかし、前を見て歩くようにしたり
気持ちが落ち着いておだやかな気持ちでいるようになって
道を聞かれることがとても多くなりました。
「道を聞かれる人」というのは
誰かが困った時に声をかけやすい人であり
相手に嫌な気持ちを抱かせにくい人であり
心を開きやすい人でもあります。
イライラしているとなかなか
道を聞きやすい人でいられませんが、
できるだけ余裕を持って
困った人が声をかけやすい雰囲気をもつ
そんな人でありたいなと
改めて思いました。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子