子どものカウンセリングについて
今日の朝日新聞の朝刊。
子どもの虐待について。
身体的虐待、性的虐待、ネグレクト
そして、心理的虐待。
心理的虐待は、
子どもの心を、
言葉や行動で傷つけること。
それは、
直接でなくても、
子どもの前で、
親が配偶者に暴力を振るうこと。
それも当然
心理的虐待で
面前DVという。
夫婦のカウンセリングの中で
モラルハラスメントや
DVを受けた事での相談や
離婚についての相談は
毎日聞いていますが、
子どもへの影響や
子どもの心理的な虐待についての
相談は、確かに少ないのです。
夫婦は、自分たちの喧嘩や自分たちの今の状態に、
気持ちがいっぱいで、子どもに目を向ける余裕がないのです。
離婚問題となると、
親権についてや
養育費について話し合うので
子どもに目を向けます。
そこに至るまでは、
どんなに子どもが
悲しみや恐怖や傷を感じているか
見えていない場合があるのだと思います。
今日の新聞を読んで
あらためて
今の夫婦の問題と同時に
子どもの心が存在している事を
カウンセリングでは
もっと、もっと
伝えていかなくてはいけないと
痛感しました。
夫婦は離婚すれば、他人ですが、
子どもにとっては
選ぶことができない中で
親は親ですから。