コロナ疲れ(スタッフ)
「良い」か「悪い」か、
「正解」か「不正解」か、
AかBか、
そうやって二択で物を考えている人が
たくさんいます。
けれど、いつも思うのです。
物事はそんな単純に割り切れるものでは
ないのではないでしょうか。
先日ある人と話をしていたら、
その人が友人の考え方や価値観に
感銘を受けたと話していました。
そしてその人は
これまでの自分の生き方じゃダメだったんだ、
その友人の考え方や価値観のように
生きたいと思ったそうです。
けれど、
Aというやり方と
Bというやり方は
それぞれ違っていても
決して
それぞれを否定するものではありません。
Aというやり方はすでに身に着けているのだから、
Bというやり方も新たに身に着けたら
よりレベルアップする、と思うのです。
AかBかどちらかを選ぶ必要はなくて、
どちらも持っていていいですし、
時と場合によってAだったりBだったりして
いいのではないでしょうか。
AもBも持っているということは、
それ自体がCというやり方になるかもしれません。
ついつい二択で考えがちな人は
Aというやり方がダメならB。
Aが良いというならBが悪いということ。
と考えがちではないでしょうか。
そして、今まで自分がやってきたこととは
違うやり方を提案されると、
自分がやってきたことを否定されたように
責められたように
感じてしまっていませんか?
夫婦の会話では
とくによくそういったことが
起きやすいのではないでしょうか。
けれど、提案した人はきっとそんな風には
思っていません。
どちらかが良くてどちらかが悪いということでは
決してありません。
Aとは違うBということもある、
という並列にすぎません。
そうやって、
AかBかではなくて
AもBも、さらにもっと他のものも、と
これまでに自分がすでに持っている価値観以外の
新たな価値観を一つ一つ身に着けていったら、
視野が広くなって
生きやすくなっていくのではないでしょうか。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子