不妊治療(スタッフ)
最近、出会うお母さんたちは
なんだか不安そうな人が
多いように感じます。
昔は肝っ玉母ちゃんと呼ばれる人も
たくさんいたように思うのですが、
最近は肝っ玉母ちゃんが減って
繊細で不安そうで儚げなお母さんが
増えているのではないでしょうか。
子どもが
何か困っていたり
間違えたり
失敗したり
傷ついたり
不安になっている
そんな時に、
あなたならなんと声をかけますか?
肝っ玉母ちゃんだったら
「がっはっは」
と豪快に笑いとばして
「大丈夫大丈夫、
そんなのたいしたことないよ!」
そんな風に声をかける気がします。
笑いとばして「大丈夫!」と
言われることで
「そっか、大丈夫なんだ」と思って
本当に大丈夫になる子もいれば、
「全然大丈夫じゃないのに。
わかってくれない。」と
思う子もいると思います。
繊細なお母さんは、
子どもの気持ちに寄り添ったり
子どもよりも敏感に
不安になっていたりします。
それもとても大事な感性だと思います。
子どもは経験が少ないですから、
心がとても繊細で
不安になりやすいものです。
その気持ちをお母さんがくんでくれて
寄り添ってくれることで
柔らかく包まれているような体験を
していると思います。
けれど、お母さんが
あまりにも不安になっていると、
子どもはさらに不安になってしまったり
気にするようなことではない場合でも
気になって神経質になってしまったり
するのです。
ちょうどよくするというのは
本当に難しいんですよね。
あなたは
どちらかといえば、
肝っ玉母ちゃんですか?
繊細なお母さんですか?
肝っ玉母ちゃんだなと思う方は、
今よりもちょっとだけ
子どもの様子をよく見て、
「不安だよね。心配だよね。
でも大丈夫だよ。」
と声をかけてあげてみてください。
繊細なお母さんだなと思う方は、
自分の不安な気持ちを
表に出さないようにして
自分の不安も一緒に振り払うように
にっこり笑って
「大丈夫よ」と声をあげてください。
「大丈夫」は魔法の言葉です。
ささいなことであれば、
「大丈夫」と言われると
子どもは「大丈夫なんだ」と
思って勇気がでてきます。
優しく抱きしめて
「大丈夫、大丈夫」と
穏やかな声で言ってあげてください。
「大丈夫」と言うのが難しい方や、
「大丈夫」の魔法の言葉でも
大丈夫ではなくなってきた時には
ぜひ椎名先生のところへ
相談に来てみてくださいね。
カウンセリングを受けるうちに
「大丈夫」と思える気持ちが芽生えたり、
大丈夫になってくるかもしれません。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子