失敗を恐れる(スタッフ)
横浜心理ケアセンターでは、
カウンセリングだけではなく、
必要な時には、心理検査も行っております。
「心理検査」ってどんなイメージがありますか?
「なんだか自分の中をのぞかれるようで怖い」
「そんなもので何がわかるのかと思う」
「あまりいいイメージはない」
などなど、ネガティブなイメージを持ってらっしゃる方も
少なくないようです。
確かに、心理検査と言われても
なんだかよくわからないし、
占いみたいなものと思う方も
いらっしゃるかもしれませんね。
もちろん、心理検査は万能ではありませんから、
わからないこともたくさんあります。
けれど、わかることもたくさんあります。
自分では見えなかった自分だとか、
なんとなくぼんやりとは気がついていた自分のことだとか、
見ないようにしてきた自分だとか、
自分のくせや課題など、
自分の様々な面が、検査では出てきたりもします。
それを、検査者がクライアントさんに伝わるように
なんとか言葉にして報告します。
心理検査は、カウンセリングとは違う形で、
クライアントさんのことを理解しようとするための
道具の一つなのです。
けれど心理検査がネガティブなイメージを持たれるのは、
たとえば、体のレントゲンであれば、
目に見えて、影があるとか骨が折れてるだとか
わかりやすいのですが、
心理検査は何を見られていて、
なぜそのような結果になるのかが
全く想像がつかないためかもしれません。
さらに、結果に至るまでの経緯を種明かししてしまうと、
二度と同じ検査ができなくなってしまいますし、
その情報が広がると検査として使えなくなるので、
なぜそのような結果になったのかを
詳しく説明することができません。
そのため、うさんくさく感じられるのかもしれません。
しかし、当センターで検査を受けた方には、
ありがたいことに
喜ばれる方がたくさんいらっしゃいます。
当センターでは、
検査を行ってから必ず報告書を書かせていただきます。
それは、ご本人に対しての報告書です。
専門用語は使いません。
クライアントさんに伝わるように
心掛けて文章にします。
実は、こうしてご本人に報告書を出すのは
どこでもやっていることではありません。
病院などだと、時間が足りないということもあるかもしれませんが、
医師や心理士から簡単に口頭で説明するだけのところもあります。
当センターでは、検査を行うだけではなくて、
報告書として書類を作成し、
その報告書を基にクライアントさんご本人と椎名先生とで
カウンセリングの中で
じっくり話していただき、
その後のカウンセリングに活かしています。
こういうところがあると検査でわかったから、
どう活かすか、あるいはどう気を付けて過ごすか、
検査でこういうところがあるとわかったけれど
思い当たることはある?
ピンとこないところはあった?
などなど、じっくりと話してくださっています。
先日、検査の報告書をもとに改善していかれた方がいると
椎名先生からうかがって、
とても感動しました。
クライアントさんが良い方向に変わっていかれることは
いつもとても嬉しいのですが、
私も検査という形でお役にたてて
本当に嬉しく思いました。
私はこれまでにもいろいろなところで検査をやってきましたが、
横浜心理ケアセンターほど
しっかりとした報告書を出すところはありませんでした。
そして、これほど検査を十分に活かしているところも
私が見てきた限りでは、あまりありませんでした。
金額が安いものではないので、
簡単に受けられるものではありませんし、
むやみに受ければいいものでもありません。
タイミングも大事です。
でももし興味がありましたら、
ぜひ椎名先生に相談してみてくださいね。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子