【12月8日は事納め】年末の暮らしの習わしと、住まいを整える大切なタイミング

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



12月に入り、いよいよ年末ムードが近づいてきましたね。
本日は 12月8日の「事納め(ことおさめ)」 についてご紹介します。
日本の年中行事のひとつですが、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

■ 事納めとは?
事納めは 農耕文化に由来する年末の大切な節目 で、
「一年間の農作業を終える日」とされてきました。
この日を境に、お正月に向けた準備へ気持ちを切り替える意味もあります。

● 主な風習と意味
・針供養
 折れたり古くなった針を供養し、1年の労をねぎらうための風習です。
 裁縫の仕事を休む“休針日”としても知られています。

・御事汁(おことじる)
 大根・にんじん・里芋・ごぼうなどの根菜と小豆を入れた味噌汁をいただく地域もあります。
 小豆の赤は邪気を払う色とされ、一年の無事を祈る意味が込められています。

・妖怪除けの風習
 一部の地域では「目一つ小僧」などの妖怪が来ると言われ、
 軒先に“目籠(めかご)”を飾ったり、履物を隠しておく風習もあったそうです。
 
■ 年末は「住まいを見直すチャンス」
 事納めは、物ごとの締めくくりの日。
 昔から「新年を迎える準備を始める日」とされてきました。

 暮らしの整えごとのひとつとして、
 住まいのチェックや簡単なメンテナンスを始めるのにもぴったりなタイミングです。

 ・水栓のがたつきや水漏れ
 ・トイレの流れが弱い
 ・換気扇の異音
 ・ドアの建付け
 ・外壁の汚れや劣化

など、年末のお掃除の際に気づくことも多いもの。

小さな不具合は、年内にチェックしておくと、新年を気持ちよく迎えられます。

「ここが気になる」「そろそろ交換かな?」と感じる部分がありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください!

今年も残りわずかですが、どうぞ暖かくお過ごしください。

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