みんなでニッコリみんなで健康長寿の日

暖かくなる3月から5月にかけては、低気圧が急速に発達して、
「春の嵐」「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれる
台風並みの低気圧や暴風雨が発生しやすい季節です。
その暴風雨によって、外壁や屋根材の破損や飛散、
雨漏りなどの被害が発生しやすくなります。
特に被害にあいやすい箇所は、
①棟板金
棟板金は、屋根材を貫板という木の板でおさえた上から
被せることで雨水の侵入を防いでいるため、
この棟板金が浮き上がると、
飛散してしまう危険があるだけでなく、
屋根材そのものの損傷にもつながります。
②波板
カーポートやベランダの屋根に使用されている事が多く、
前側と左右の3方向から風を受けてしまうので、
強風の被害を受けすいといえます。
1枚の大きな板を金属の骨組みに
プレートやフックで固定するシンプルな構造のため、
下から煽られる強風でめくれ上がるように破損します。
③ 軒天
軒天は、雨風が直接当たらないように
外壁を保護する傘のような役割や、
屋根の裏部分を強風や湿度から守っていますが、
部分的に剥がれていたりすると、
強風で状態が悪化することが多いです。
④ 雨樋
劣化が進んでいる雨樋は、金具や繋ぎ目が外れてしまい、
吹き付ける強風で部分的に飛ばされる危険があります。
劣化やイタミを感じたら、早めのメンテナンスをしておきましょう。



