119番の日
床材の中には、床暖房に適していないものもあります。
一般的に住宅でよく使われる複合フローリングは、
熱に弱く乾燥や湿気の影響でひび割れや反りが出やすいので、
床暖房には適していません。
床暖房に適した床材は、
・床暖房に対応した無垢フローリング
・床暖房に対応した挽板フローリング
・コルク
があります。
無垢フローリング材は、
フローリング内部まで100%無垢の木材を使用して形成されるフローリング材です。
挽板フローリングは、
厚み方向に板を貼り合わせ、複数層で構成されたフローリングです。
最近は、フローリングに加工・乾燥工程を経ることで
寸法安定性を高め、床暖房に対応した商品も増えています。
床材を選ぶ時には、床暖房使用のために加工された床材をおススメします。
また、コルクは他の一般木質床材に比べて熱に強く保温性が高い、
床表面温度が下がりにくいので、床暖房の効果をさらに高めることができるので、
床暖房の仕上げ材には、コルクを選ぶのがおススメです。