壁紙の種類⑤
今日は、中元です。
中元は、道教の年中行事である三元の1つの行事で、
中国の仏教では、この日に祖先を供養する盂蘭盆会を行うようになりました。
日本では、中国の仏教の盂蘭盆会と神道の再構成によりお盆の行事となり、
江戸時代になると先祖の供物と同じように
商いの先方や日ごろお世話になった人たちに贈り物をするようになって、
この習慣を中元と呼ぶようになりました。
本来の時期は、旧暦7月15日ですが
日本では新暦7月15日か8月15日とされています。
お中元は何を贈っても良いわけではなく、
ふさわしくないとされる品物もあります。
一般的に避けたい品物といわれているのが、
①刃物
刃物類は「縁を断ち切る」という意味にとらえられることがあるため。
②履物
「踏みつける」「足蹴にする」などを連想させるので、
特に上司や取引先など、目上の方に対しては失礼に当たる。
④現金、商品券
現金や金券は、「金品を恵む」「金銭に困っている人への施し」ととらえられることがある。
親しい間柄でない限り、なるべく贈らない方が良いで。
⑤肌着、下着
直接、肌に身につける下着類を贈ることは、失礼な意味と受け取られる場合がある。
⑥ハンカチ
漢字で「手巾(てぎれ)」と書くハンカチは、「手切れ」を連想させ、
縁を切る、という意味にとらえられることがある。