住まいのライフサイクルコスト

ライフサイクルコストとは、製品や構造物などの費用を、
調達・製造〜使用〜廃棄の段階をトータルして考えたもののことです。
住まいのライフサイクルコストは、
・イニシャルコスト
　初期費用・導入費用
　物件購入費用、ローン保証料や登記費用、火災保険といった諸経費、印紙税、登録免許税や消費税といった税金など
・エネルギーコスト
　電気代や水道代、ガス代などの光熱費
・ランニングコスト
　家に住み続けるために必要な費用
　住宅に関する保険や、家の修繕・メンテナンスにかかる費用、光熱費など
・メンテナンスコスト
　建物の長期的維持に伴う保守や管理、修繕に伴う費用
の4つに分けられます。
そのなかでも 安心・快適に長く暮らしていくために欠かせないのが「メンテナンスコスト」です。
ほかの住宅設備に比べて、とくに メンテナンス費用が高額である屋根・外壁塗装は後回しにされやすく、
気付いたときには大きな住宅トラブルに進展していて、予想外の高額出費になってしまうこともあります。
家のメンテナンス費用の相場は、年間10万円から50万円程度が一般的とされていますが、
具体的な費用は家の状態や必要なメンテナンス内容などによって違ってきます。
少しでも住まいのライフサイクルコストにかかる費用負担を減らせるように、
専門の業者に相談することをおススメします。