老人の日
今日は、秋分の日。
その年のなかで昼と夜の長さがほぼ等しくなる日を、
春は「春分の日」、秋は「秋分の日」とそれぞれ定めています。
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、
日本国民の生活に深く根づく祝日となっています。
秋分の日の頃に鮮やかな赤色の花を咲かせるのが「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」。
別名「彼岸花」で、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味をもっています。
曼珠沙華が墓地や田んぼの周りに多く生育していることは偶然ではなく、
アルカロイド系の猛毒をもつことから、
田畑を荒らすモグラやネズミから大切な先祖の墓や田んぼを守るために
植えられたといわれています。