防災の日
歌人の俵万智が1987年に出した歌集『サラダ記念日』(河出書房新社)の中の一首、
『この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日』から。
俵万智さんが、Twitterで公開した裏話によると、
この一首が生まれた理由は、7月6日でもサラダでもなく、
鶏の唐揚げをカレー味に工夫したら
「お、これいいな」とボーイフレンドに褒められたことがきっかけで、
その気持ちを短歌にしたいと思ったが、
鶏の唐揚げでは少し重く感じたため、もう少し軽やかなサイドメニューの「サラダ」に変更。
記念日の月を7月に決めたのは、野菜が元気な初夏とサラダの音の響き合いを考えた結果で、
日にちは何でもない普通の日こそ記念日と思える歌にしたいと考え、6日を選んだと説明しています。