年度末
「や(8)けい(K=トランプの13)」の語呂合せで、函館出身の大学生の投書をきっかけに、
函館夜景の日実行委員会(函館青年会議所・函館観光協会等)が1991年から実施。
●100万ドルの夜景の『100万ドル』とは
現在は美しい夜景のことを100万ドルの夜景だとされていますが、
1953年(昭和28年)に 当時、関西電力の副社長だった中村鼎(かなえ)氏が
六甲山から見下ろす大阪、尼崎、芦屋、神戸の夜景の
1ヶ月あたりの電気料金を計算してみたところ、
当時のドルに換算すると百万ドル強と偶然にも一致したことから表現したものなのです。
100万ドルの夜景の『100万ドル』とは、景色の価値の評価ではなく、
夜景を作るための1か月の電気代の事を表していたのです。
因みに、2005年に、当時の六甲摩耶鉄道㈱(現:六甲山観光㈱)が、
六甲ガーデンテラスから見える地域の夜景の電気代を計算したところ、
100万ドルの10倍である、1000万ドルを突破していたそうです。