床材の湿気の影響

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



梅雨の時期には室内に湿気が溜まりやすいので、
その影響を受けて、修理が必要となったり、
設備の寿命が短くなったりと
住宅の一部が劣化してしまうこともあります。

【梅雨による湿気の影響】
●フローリング
 梅雨の時期には床に湿気が溜まりやすく、
 木でできているフローリングは湿気を良く吸います。
 少しの湿気であれば、湿気による伸縮が起こっても、
 乾くことで元に戻るため、大きな問題はありませんが、
 過度な湿気の吸収や、湿気に晒された状態が長く続くと
 フローリングが少しずつ腐食していき、
 浮くようになっていたり、柔らかくなっていたりします。

●クッションフロア系素材
 湿気の影響で接着剤が剥がれてしまい、
 浮き出てたり、ベタベタすることがあります。
 踏むと沈み込んだり、
 酷くなると床が抜けてしまう可能性もあります。


 フローリングやクッションんフロア系素材の床が
 柔らかい、浮き出ている、踏むと沈み込む
 といったような状態が確認された場合には、
 放置せず早めに補修しておくのが望ましいです。


【フローリング・クッションフロア系素材の床の湿気対策】
 小まめに換気をして、湿気が溜まらないようにしたり、
 空気の通り道を作って湿気が出ていきやすくしておく、
 また、湿気取りや木炭を置いたり、
 除湿機を使用したりするのも良い方法です。

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中村和宏
専門家

中村和宏(塗装職人)

株式会社リプラス

相模原に根ざして30年、地域に密着する塗装の専門家。家の構造を見極め、外壁や屋根の素材ごとに適した塗料選びで、長持ちさせる塗装技術に絶対的な自信。お客様に安心と信頼の塗装をお届けします。

中村和宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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