ガッツポーズの日
梅雨の時期には室内に湿気が溜まりやすいので、
その影響を受けて、修理が必要となったり、
設備の寿命が短くなったりと
住宅の一部が劣化してしまうこともあります。
【梅雨による湿気の影響】
●フローリング
梅雨の時期には床に湿気が溜まりやすく、
木でできているフローリングは湿気を良く吸います。
少しの湿気であれば、湿気による伸縮が起こっても、
乾くことで元に戻るため、大きな問題はありませんが、
過度な湿気の吸収や、湿気に晒された状態が長く続くと
フローリングが少しずつ腐食していき、
浮くようになっていたり、柔らかくなっていたりします。
●クッションフロア系素材
湿気の影響で接着剤が剥がれてしまい、
浮き出てたり、ベタベタすることがあります。
踏むと沈み込んだり、
酷くなると床が抜けてしまう可能性もあります。
フローリングやクッションんフロア系素材の床が
柔らかい、浮き出ている、踏むと沈み込む
といったような状態が確認された場合には、
放置せず早めに補修しておくのが望ましいです。
【フローリング・クッションフロア系素材の床の湿気対策】
小まめに換気をして、湿気が溜まらないようにしたり、
空気の通り道を作って湿気が出ていきやすくしておく、
また、湿気取りや木炭を置いたり、
除湿機を使用したりするのも良い方法です。