雨漏りの心配がなくなった
棟瓦の取直し工事で強い屋根に
【施工事例】
相模原市中央区 関口様邸 外壁塗装(シリコン2液弱溶剤)・棟瓦補修工事
関西ペイント セラMシリコン2液弱容剤・漆喰 他
【担当者より】
外壁の塗装と併せて、瓦屋根の瓦の固定や接着に使われている漆喰の劣化や銅線の切れが多く見られたので、風や地震で瓦がズレたり落下してしまう可能性、雨水が浸入して雨漏りなども心配されるため棟瓦の取り直し工事をして、しっかり補強をさせていただきました。
※棟瓦の取直しの工程など、詳しくはこちら → 施工事例
【瓦屋根のメンテナンス】
屋根材のなかでも粘土を材料とした陶器の瓦は、各瓦メーカーに記載している耐用年数は約60年と現在使われている屋根材料の中では1番長い耐用年数になります。
高耐久なので、瓦が破損したり外れたりしないかぎり、メンテナンスフリーは必要ないと思われている方も多いですが、瓦の耐用年数と屋根の寿命はイコールではありません。
●瓦の耐用年数を延ばすには
瓦は台風や地震などにより動きが発生してズレてしまったり、漆喰や下地のルーフィング、野地板などに負担がかかり劣化した場合メンテナンスが必要となります。
・漆喰の寿命は約10~20年
漆喰の劣化が進むと、地震などの揺れでヒビが入りやすくなります。
さらに進行すると、ヒビ割れが進行してポロポロと剥がれて落ちてきます。
漆喰の剥がれは、雨水の侵入や棟瓦のズレや歪み、落下の原因となります。
・ルーフィングの寿命は約20年
雨が屋根仕上げ材の内側に入った際に、内部に雨水が入らないようにしているのが下地のルーフィングです。
耐用年数は約20年を経過すると雨漏りの危険性がでてきます。
・野地板の寿命約約30~40年
野地板は垂木の上に貼る板状の材料。
雨水が直接当たることはありませんが、ルーフィングや屋根材が破損などして、
雨水が染み込むと、木材なので、劣化が進んで耐用年数も短くなってしまいます。