ヘアカットの日

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



1872(明治5)年のこの日、東京府が女子の断髪禁止令を出した。
前年に散髪、脱刀が許可されたが、これを受けて断髪をする女性が続出したため、
「男性に限って許可した断髪を女性が真似てはならない」とする禁止令を発布した。
当時は女性の断髪を快く思わない人々が多く
「女性は日本髪を結わなければならない」という社会的な圧力を強めることになりました。
この事に由来して制定された記念日です。
この当時は「髪が長いこと」が美しい条件とされていて、黒髪を飾り立てることが美徳されていました。
さらには、身分や地域、未婚、既婚などで髪型も変わっていたため、
髪型を見ただけで「どのような女性なのか?」との判断基準になっていたのもあるようです。
美しい「日本髪」は結うの面倒で時間がかかるし、
キープするのは女性にとって大変なことだったので、
江戸時代までは主流でしたが、明治時代になると束髪と呼ばれる髪型が流行します。
婦人たちのクレームに対して、
女性は髪を短く切ってはいけないけど、束ねて垂らす髪型だったらOK!と
やむなく日本政府は「婦人束髪令」を告げたのです。
女性が自由に髪の毛を切ってはいけない時代があったことを忘れないために
「ヘアカットの日」が制定されたのではという説もあるようです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中村和宏
専門家

中村和宏(塗装職人)

株式会社リプラス

相模原に根ざして30年、地域に密着する塗装の専門家。家の構造を見極め、外壁や屋根の素材ごとに適した塗料選びで、長持ちさせる塗装技術に絶対的な自信。お客様に安心と信頼の塗装をお届けします。

中村和宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼