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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

塗装できない気候条件

2021年3月8日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:住宅・建物



塗装は、積雪地域や氷点下になる地域以外は、
一年中施工が可能ではありますが、
塗料には施工できない気候条件が
・気温が5度以下のとき
・湿度が85%以上のとき(雨天)
とメーカーから発表されています。
また、塗装作業は、自然界の気象条件の影響を大きく受けながらの施工となため、
気温・湿度のほかに風や海塩(塩素イオン)・酸性ガス(イオウ酸化物と窒素酸化物)なども
塗装作業に影響を及ぼし、塗装欠陥を引き起こす可能性があります。
◆降雨時・湿度85%以上の高湿時
 屋外では塗装ができない。
 雨が直接かからない場所でも表面に結露しやすい金属面は白くぼけやすい。
 屋内では加温・除湿を行えば塗装可能。
◆早朝・夜間
 金属面では露・霜など水分が付着しているため注意が必要。
 屋外では気温の上昇を待つ。 
◆気温35℃以上の高温時
 塗膜に泡が生じやすく、性能・作業性が落ちる。
 直射日光が当たらないよう日よけ養生を行う。
 特に金属面は注意が必要。 
◆気温5℃以下の低温時
 硬化が遅くなり塗装間隔が長くなる。
◆潮風が当たる海浜地区
 表面に塩分が付着し吸湿するため、塗膜はく離を生じる。
 清水で洗いをかける必要がある。 
◆強風時
 塗料が飛び散る。
 塵埃が付着しやすい。

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中村和宏

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