あまり知らない雨戸の役割
戸建て住宅には、外壁のメンテナンスが定期的に必要。
そのメンテナンス費用が抑えられるということで、
最近、人気のメンテナンスフリーといわれる外壁。
しかし、残念ながら、メンテナンスフリーの仕上げ材は存在しません。
メンテナンスフリー外壁とは、
全くメンテナンスの必要がないという意味ではなく、
従来のメンテナンス時期を延ばすことができる素材や工法のことなのです。
メンテナンス時期の間隔を延ばすことができれば、
ランニングコストや家主の負担軽減に繋がることは確かですが、
どんな商材や仕上げ材を選んでも、
外壁が傷む主な原因である、雨や風、紫外線などからの
ダメージを完全になくすことはできないので
伸ばせるメンテナンスサイクルは20年から30年が限界です。
なので、従来よりも回数は減るものの、
住まいの安心のためにはメンテナンスが欠かせないのが現状です。
メンテナンスのサイクルを伸ばすことを優先するのか、
それとも、コストを抑えることを優先するのか、
外壁のメンテナンスには、費用対効果とのバランス検証がとても大切です。