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「空の日」の起源は、昭和15年に制定された「航空日」が始まりです。
この年の「航空日」は9月28日に行われましたが、
昭和16年の航空関係省庁間協議において9月20日と決定されました。
第2次大戦終戦に伴う一時休止もありましたが、
昭和28年に再開され、民間航空再開40周年にあたった平成4年に、
国民の皆さんにとってより親しみやすいネーミングということで、
それまでの「航空日」から「空の日」へ改称するとともに
「空の旬間」(9月20日から30日)が設けられ、現在に至っています。
※国土交通省航空局ホームページより
●航空機内のコロナ予防対策
①窓が開けられない航空機ですが、
運航中、機内の空気は2~3分で入れ替わり、
特定の場所に空気が滞留することはありません。
②床下に流れた一部の空気を客室内に循環させる際、
ANAやJALでは「HEPA」と呼ばれる高機能フィルターを用いています。
このフィルターは、粒径が0.3μmの粒子を99.97%以上捕集するのが特徴で、
主に高度な清浄空間が要求される病院の手術室や
精密機械のクリーンルームなどで用いられています。
ただ、フィルターは空気中の汚染物質や細菌を捕捉する作用はあっても、
ウイルスを死滅させることはできません。
フィルターや換気に加え、こまめな消毒作業を実施するエアラインが大半です。
③機内でのソーシャルディスタンス対策は、
「指定対象外」の席を設け、客が隣同士にならないような工夫をしたり、航空会社ごとに異なります。
多くの航空会社では乗客のマスク着用を強く求める取り組みが始まっています。