防災とボランティアの日
夏本番を前に、じっとりした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する6月。
体が暑さに十分順応できていないこの時期から夏に向けて、特に注意したいのが「熱中症」です。
熱中症は、気温や湿度の高い環境(暑熱環境)下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温調節機能がうまく働かなくなってしまったために現れるさまざまな症状の総称です。
消防庁が発表した平成28年夏期(5~9月)の熱中症による救急搬送人数は
実に5万人以上にのぼり、うち50人以上の人が命を落としています。
梅雨明け前後をピークとして、時間や場所を選ばず、
赤ちゃんから高齢者まで誰にでも起こりうる熱中症。
熱中症の始まりは体の水分不足、つまり脱水です。
暑さで水分が失われやすい夏季には特に意識して、
こまめな水分補給を心がけ、脱水・熱中症を予防しましょう。
資料:消防庁「平成28年の熱中症による救急搬送状況」
水分の上手なとり方
平常時の水分摂取に最適なのは、常温に近い温度の水
1日のめやす摂取量は1.5L程度
ゆっくり少量(150~200mL)ずつ、7~8回にわけてこまめに飲む
特に体から水分が失われやすい次のタイミングでの補給を忘れずに!
①起床時 ②運動の前後 ③入浴の前後 ④就寝前
(病気療養中で水分摂取制限のある方は主治医の指示に従ってください)
詳しくはこちら → 全国健康保険協会