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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

外壁の苔・藻・カビの落とし方

2020年6月4日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:住宅・建物



外壁の劣化を早めてしまう苔や藻やカビ。
コケや藻やカビは付着してすぐであれば比較的簡単に除去することができまが、
放置すると、外壁に根を張った頑固な汚れが拡大していき建物の劣化を早めます。
そうならないためには、日頃のお手入れが大切です。
低い位置で軽いコケの場合は、自分で、
ブラシやスポンジで洗って、苔や藻やカビを落とせます。
※外壁の素材や状況によって異なります。ご自身の責任にて実施してください。
※高所は危険なので無理をせず専門の業者に依頼しましょう。


■用意するもの
・ホース
・バケツ
・やわらかいブラシまたはスポンジ
  ※外壁の素材がモルタル・サイディング素材の場合はブラシで強くこすると、
   素材を痛めてしまうので、洗浄する時は洗車用のものなど必ず柔らかい素材のブラシやスポンジを使用してください。
・雑巾
・洗浄剤
  ※食器洗い洗剤等などの中性洗剤や専用クリーナー
  
■作業の流れ
 ①ホースの水で洗い流す
  上から下へとゆっくり洗い流していく。
 ②ブラシやスポンジで洗う
  水洗いで落ちなかった汚れは、やわらかいブラシやスポンジを使って
  強く擦らないように注意しながら優しく汚れを落としていく。
  ※洗剤を使用する場合は、洗剤が残ると変色やサビの原因になる恐れがあるので、
   洗浄後はしっかりと水で洗剤を洗い流す。
  
■注意点
 ・研磨剤は使わない
  傷の原因になるので使用を避ける。

 ・強く擦らない
  サイディングやモルタルなどの素材は、洗浄時に外壁を強く擦ってしまうと
  塗装が剥がれてしまうことがあるので、やわらかいブラシやスポンジで優しく洗う。

 ・目地を傷つけない
  目地は傷つきやすいので雑巾などで優しく拭きとって汚れを落とす。

 ・天気が良く、風のない日に行なう
  風が強い日は洗ってもすぐに汚れが付着するので、できるだけ風のない日に行なう。

 ・水の飛散に注意する
  近隣に水が飛び散らないよう注意をしながら行う。

■予防法
 日々のお手入れとして、月に一度程度、やわらかいタオルにお湯を含ませ外壁をふく事でカビを予防できます。
 ※コケやカビは熱湯に弱い為、45度以上のお湯で死滅させる事が可能。
 

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