かき氷の日・知覚過敏の日
1869年のこの日、京都市に日本初の小学校「上京第二十七番組小学校」が開校しました。
この小学校は、住民が自分達で資金を調達して開校したものだったそうです。
今に至るには色々な変換があったようです。
●小学校の歴史
・学制 1872年(明治5年)
下等小学校、上等小学校が誕生
教育年限は各4年の計8年
授業料は有償
・教育令 1879年(明治12年)
教育年限は基本8年で最短規定16ヶ月
・改正教育令 1880年(明治13年)
教育年限は8年だが最短規定3年
・小学校令 1886年(明治19年)
「義務教育」が登場
義務教育は尋常小学校3~4年間と規定
※義務教育の開始年は他説もあり
・第2次小学校令 1890年(明治23年)
地方に学校設置を義務化。
学校に通学しなくとも、家庭学習により就学義務が果たされると規定
・第3次小学校令 1900年(明治33年)
義務教育は尋常小学校4年になり授業料が無償になる
・第5次小学校令 1907年(明治40年)
義務教育は尋常小学校6年になる
・国民学校令 1941年(昭和16年)
尋常小学校は「国民学校初等科」となる
同高等科の2年を含めた8年が義務教育になる(戦時下の特例で実質は6年)
「第2次小学校令」以来の「学校に通学しなくとも、家庭学習により就学義務が果たされる」との規定がなくなる
・教育基本法、学校教育法 1947年(昭和22年)
国民学校初等科は「小学校」に改組される
小学校6年、中学校3年の9年が義務教育となる
各学校の教科で教える内容を示した「学習指導要領」も同時期からスタート
以後、現在まで数回の改定が行なわれています。