勝手口ドア交換時には防犯性も高めましょう①

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



近年の空き巣犯罪は悪質化・多様化しています。
家づくりやリフォームを考える際は、
防犯への備えも考えておくことが必要です。
平成29年の警察庁の調査によれば、
一戸建て住宅で発生する侵入窃盗件数のうち、
その90%以上が玄関や窓、勝手口などの
開口部を経由して侵入していることがわかっています。

勝手口はドアが薄くて簡易な鍵で成り立っている場合が多い上、
勝手口は裏口にあることが多いので、人目につきにくく、
空き巣などに簡単に侵入されやすい場所ではありますが、
どうしても、玄関より防犯効果が低くなりがちです。
戸締りは厳重にするなどの防犯に対する意識を向上や
防犯設備を備えるなど、空き巣に「侵入を断念させる」工夫をしましょう。


勝手口ドアからの侵入の手口
・無施錠
 ゴミ捨てなどのちょっとした用事で
 家を空ける際に鍵をかけずに出られる方も多く、
 空き巣は労せず室内に侵入している
 無施錠の開口部からの侵入が約45%という調査結果もある。
・ドア錠破り(こじ破り)
 シリンダー内に特殊な工具を入れて鍵を開錠する「ピッキング」や、
 バールなどの工具を用いてドアを無理やりこじ開ける手口。
 勝手口ドアは、玄関ドアに比べると厚みやドア自体の強度もやや劣るだけに、
 こじ破りの対象にされやすい。
・サムターン回し
 勝手口ドアは人目に触れにくい位置にあることが多いため、
 工具を用いて窓やドアに穴を開けてドア内側のサムターンを回すことで開錠する手口を
 空き巣犯がしやすくなる可能性がある。
・ガラス破り
 いくら開錠され難いシリンダーや強度の高いドアを採用しても、
 採光窓を破られて開錠されては意味がない。

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中村和宏
専門家

中村和宏(塗装職人)

株式会社リプラス

相模原に根ざして30年、地域に密着する塗装の専門家。家の構造を見極め、外壁や屋根の素材ごとに適した塗料選びで、長持ちさせる塗装技術に絶対的な自信。お客様に安心と信頼の塗装をお届けします。

中村和宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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