バレンタインデー
外壁(サイディング)のひび割れは、
経年による劣化、施工時の不注意、自然災害などが
原因になって起こる症状です。
ご自宅の外壁にひび割れを発見したら、
どのような対処方法を取るか考えることが大切です。
●サイディングのひび割れの種類
①コーキング(シーリング)のひび割れ
ボードとボードをつなぎあわせるコーキング(シーリング)のひび割れ
サイディングボード自体は無事だが、油断は禁物
②ヘアークラック
・髪の毛のように細い(幅0.3㎜未満)ひび割れ
・緊急性は低めですが、すぐ補修しない場合は経過をきちんと見ていくことが大切
③構造クラック
・外壁の内部まで割れが起こってしまっている状態
・DIYでメンテナンスを行うのは難しい
※幅0.3mm以上、3㎜未満のひび割れ
内部の劣化状況を確認する専門家や業者による診断を行い、
必要な補修方法を相談する時期に来ている。
※幅3㎜以上のひび割れ
今すぐ補修が必要。
長時間放置している状態では、雨水が外壁の内部へ侵入して、
構造内に腐敗に繋がっている恐れがある。
●セルフチェックの方法
・目安
官製はがきの厚さがだいたい0.25mm、
ティッシュ箱の紙の厚さが0.43mmなので、
官製はがきの厚み以下であればヘアークラック、
ティッシュ箱の紙入ってしまうようであれば
構造クラックの可能性が高い。
・測定器で実際に幅を測る
ホームセンターなどで売っている『クラックスケール』で測る。
ひび割れは、外壁にすき間を作っているので、
美観を損ない、耐性が弱くなってしまいますし、雨水の侵入も避けられません。
建物内部に雨水が染み込む可能性が高くなると、
様々な悪い症状を更に引き起こしてしまうリスクがありますので、
早めの対処をおすすめ致します。