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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

外壁(サイディング)のひび割れ

2019年12月20日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:住宅・建物



外壁(サイディング)のひび割れは、
経年による劣化、施工時の不注意、自然災害などが
原因になって起こる症状です。
ご自宅の外壁にひび割れを発見したら、
どのような対処方法を取るか考えることが大切です。

●サイディングのひび割れの種類
 ①コーキング(シーリング)のひび割れ
  ボードとボードをつなぎあわせるコーキング(シーリング)のひび割れ
  サイディングボード自体は無事だが、油断は禁物

 ②ヘアークラック
  ・髪の毛のように細い(幅0.3㎜未満)ひび割れ
  ・緊急性は低めですが、すぐ補修しない場合は経過をきちんと見ていくことが大切

 ③構造クラック
  ・外壁の内部まで割れが起こってしまっている状態
  ・DIYでメンテナンスを行うのは難しい
  ※幅0.3mm以上、3㎜未満のひび割れ
   内部の劣化状況を確認する専門家や業者による診断を行い、
   必要な補修方法を相談する時期に来ている。
  ※幅3㎜以上のひび割れ
   今すぐ補修が必要。
長時間放置している状態では、雨水が外壁の内部へ侵入して、
   構造内に腐敗に繋がっている恐れがある。

●セルフチェックの方法
 ・目安
  官製はがきの厚さがだいたい0.25mm、
  ティッシュ箱の紙の厚さが0.43mmなので、
  官製はがきの厚み以下であればヘアークラック、
  ティッシュ箱の紙入ってしまうようであれば
  構造クラックの可能性が高い。
 ・測定器で実際に幅を測る
  ホームセンターなどで売っている『クラックスケール』で測る。

ひび割れは、外壁にすき間を作っているので、
美観を損ない、耐性が弱くなってしまいますし、雨水の侵入も避けられません。
建物内部に雨水が染み込む可能性が高くなると、
様々な悪い症状を更に引き起こしてしまうリスクがありますので、
早めの対処をおすすめ致します。

この記事を書いたプロ

中村和宏

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中村和宏(株式会社リプラス)

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