端午の節句
今日は『都民の日』です。
【都民の日のいわれ】
都民の日」のいわれは、明治時代にさかのぼる。
府県や市町村という地方制度は、明治11年の郡区町村編制法、府県会規則、地方税規則という三つの法令をはじめ、同21年の市制町村制、同23年の府県制、郡制などの法令によってだんだん形づくられた。そして同22年5月には、明治元年から置かれていた東京府の中に新たに東京市も誕生した。
しかし、この東京市は、京都、大阪の2市とともに、その誕生直前に公布施行された市制特例という法令によって、他の市にくらべて、市民の市政参加への道が大きく制限されていた。市は置かれたというものの、市長と助投の仕事は国が任命した府知事と府書記官が行い、また市投所の建物もなく市の職員もいないという制度だった。
こうした自治の制限に対し、市民の市政参加の道を広げようとする運動が市会を初め市民の間でねばり強く続けられた。そして明治31年になって、市制特例は廃止され、同年10月1日には、市会によって選ばれた市長をもつ新しい東京市が誕生し、市役所も開設された。この新しい東京市誕生の歴史を忘れないため、大正11年10月1日「自治記念日」に定められ、その後、自治の大切さを自覚しようという願いをこめて、昭和27年に「都民の日」となった。
「都民の日」を記念し、10月1日(火曜日)に施設の無料公開や記念行事が行われます。
※詳しくは、お出かけ前に、各施設へご確認ください。
●入園料・観覧料等が無料になります。(開園・開館の時間中)
・浜離宮恩賜庭園
・旧芝離宮恩賜庭園
・小石川後楽園
・六義園
・旧岩崎邸庭園
・向島百花園
・清澄庭園
・旧古河庭園
・殿ヶ谷戸庭園
・神代植物公園
・多摩動物公園
・恩賜上野動物園
・葛西臨海水族園
・井の頭自然文化園
・夢の島熱帯植物館
・東京港野鳥公園
・東京都江戸東京博物館(常設展のみ)
・江戸東京たてもの園
・東京都庭園美術館(庭園入園料のみ)
・東京都写真美術館
(映像展「しなやかな闘い ポーランド女性作家と映像 1970年代から現在へ」、
収蔵展「TOPコレクション イメージを読む 写真の時間」、
自主企画展「イメージの洞窟 意識の源を探る」)
・東京都美術館
(企画展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」のみ)
・東京都現代美術館
(常設展「MOTコレクション 第2期 ただいま/はじめまして」のみ)
●施設の使用料が無料になります。(開館の時間中)
東京都八王子労政会館体育室(「卓球」個人・1時間のみ)
京浜島勤労者厚生会館(「テニス、卓球、バドミントン」個人・1時間のみ)
●記念行事
・消防博物館 9時30分~16時30分
消防のペーパークラフト大集合
・東京都水道歴史館
(1)展示室見学案内・歴史講座「江戸の上水」
(2)江戸上水史跡めぐりガイドツアー
※往復はがきで申込 9月7日(土曜日)必着
・東京都水の科学館
東京水配布 9時30分~17時00分(入館16時30分まで)
・奥多摩 水と緑のふれあい館
ビデオの上映 10時00分~16時00分
・東京都虹の下水道館
記念品配布 9時30分~16時30分(入館16時00分まで)
詳しくはコチラをご覧下さい → 都民の日