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中村和宏

こだわりの塗装で相模原に安心を届ける塗装の専門家

中村和宏(なかむらかずひろ) / 塗装職人

株式会社リプラス

コラム

シーリング材の種類②

2019年8月29日

テーマ:つぶやき

コラムカテゴリ:住宅・建物



シーリングとは構造物の防水性や気密性、耐久性を保持するために、
継ぎ目や隙間に充填(じゅうてん)する材料の事です。
また、外壁・屋根のひび割れの補修、
部材の端末処理まで非常に広い範囲で使用されています。
このシーリング材にはいくつかの種類があります。

●変成シリコン
サイディング仕様の家の目地に多く使われています。
シリコンとは別物です。
硬化後はシリコン系のシーリング材と違い塗装可能だが、
塗料により若干、はじき・ベタツキが発生することもあります。
耐候性にはシリコン系程ではないがよく、周辺の非汚染性にもよい特性があります。
また、柔軟性がありムーブメントの大きい金属類への使用も可能な材料です。
どこに何のシーリング材を使って良いかわからない場合はこの変成シリコンを使用するのが一番無難です。

<主な使用場所>
・一般建築物の内外装の目地、サッシ廻りなど
・モルタル、コンクリートの目地およびクラック(ひび割れ)、タイル目地など
・各種屋根材、各種金属の目地、接合部のシールなど


<メリット>
・使用用途が幅広い
・上に塗料が濡れる(ウレタンには劣る)
・周囲の汚染が少ない

<デメリット>
・シリコンに比べると価格が若干高い
・プライマーが必要
・上に塗る塗料によりはじき・ベタツキが発生する場合がある

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