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コラム
食中毒②
2019年6月6日
政府広報オンラインより
②台所に潜む危険
食中毒は、飲食店などの外食で発生しているだけでなく、家庭でも発生しています。
家庭における食中毒は、症状が軽かったり、家族のうち全員には症状が出なかったりする場合もあるため、
食中毒であると認識されないケースも少なくありません。
厚生労働省の統計では、家庭での食中毒の発生件数は全体の1割程度となっていますが、
実際にはもっと多く発生していると推測されます。家庭にも食中毒の危険が潜んでいるのです。
原因施設別事件数(平成29年)
資料:厚生労働省
食中毒の原因となる細菌やウイルスは目に見えないため、
どこにいるか分かりませんが、私たちの周りの至るところに存在している可能性があります。
肉や魚などの食材には、細菌やウイルスが付着しているものと考えましょう。
また、いろいろな物に触れる自分の手にも、細菌やウイルスが付着していることがあります。
細菌やウイルスの付着した手を洗わずに食材や食器などを触ると、手を介して、
それらにも細菌やウイルスが付着してしまいますので、特に注意が必要です。
きれいにしているキッチンでも、食中毒の原因となる細菌やウイルスがまったくいないとは限りません。
食器用スポンジやふきん、シンク、まな板などは、
細菌が付着・増殖したり、ウイルスが付着しやすい場所と言われています。
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