屋根葺き替え工事 第1回「和瓦から金属瓦へ!」
葺き替え工事の注意点って???
今回コラムにご協力いただいた小川様邸ですが
既存瓦解体撤去後、下地は全く問題なかったので一安心でした!
実際雨漏りがあるお家や、気づかない程度の雨漏りがあるお家などは
野地板や屋根垂木などが腐食しているケースが多々あります。
弊社では事前調査で屋根裏を確認し腐食など確かめた上で
お見積りやプランを作成しますので
後から追加工事が発生することはまずないのですが
皆様に是非気を付けていただきたい事例がございます。
***ここに注意!!!***
安く請け負い現場調査もそこそこに、図面からしか確認しない業者
屋根裏を確認しない業者などは
解体撤去した後に追加工事を高額で請求します。
工事が進んでしまっているため、中止することもできないお客様は
高額でも支払うしかなくとても困ってしまいます。
皆様も十分お気をつけください。
ただし建物の造りによっては、どうしても見れない箇所があることも・・・
その場合、想定金額をきちんと書面で提示してもらいますしょう!
度々コラムで注意を促してきましたが、屋根や屋根裏、床下など
「お客様が隅々まで確認できない場所は
信頼できる業者にしか見せない」こと!!
どんな業者に頼むのか分からない場合は
「建設業の許可を得て10年以上営業していて
どんな会社なのか
働いている人はどんな感じか」
自分の目で見て確かめられる会社であれば安心です。
リプラスでは大変好評いただいている冊子
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リフォームをお考えの方必見!
是非ご参考までにどうぞ・・・
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それでは本題です・・・
小川様邸葺き替え編
①野地板が良好なので、次に12mmの構造用合板を全面に有効に貼りこみます。
きちんと計算し、専用ビスで垂木等合板を貼りあわせまることで
多少ですが強度が増します。
②次にルーフィング。
このルーフィングも種類があるので要注意です。
アスファルトルーフィングは安いのですが、持ちが悪いので心配です。
改質ゴムアスファルトフーフィングが安心です。
色々なメリットがある後者の方が絶対的に安心なので
ルーフィングを貼る場合、何を使用するかきちんと説明を受けることをお勧めします。
ルーフィングは「雨漏りから守る最後の砦」となる肝心な材料です。
③ルーフィングの次は新しい屋根を止めるための下地工事が必要です。
ここでもきちんと計算された止め方をしないと雨漏り発生の要因になりますので
工事の際は写真などで瓦を載せる前に確認しましょう。
④いよいよ瓦を葺いていきます。
これも止める箇所をメーカー推奨の施工指示通りにきちんと行います。
ここで止める箇所を少なくすると、ズレや台風で外れたりしますので
確実に施工することが大切です。
仕上げの棟部や、鼻先など細かい部分も熟練の職人は気を抜きません!
そして小川様邸、完成いたしました!!!!!
完工時に今回使用したガルバリウムを使い
職人が「折鶴」を小川様にプレゼントいたしました。
小川様にとても喜んでいただき
私も大変感動しました。
何よりお施主様の小川様には大変お世話になり、ありがとうございました。
また、手前味噌で恐縮ですが
お客様を第一に考えてくれる良い職人や社員をパートナーにできたことに
感謝する今日この頃です。