次世代ガルバリウムって?
奥様の強いご要望で地震に備え屋根葺き替え工事を承りました!
今回は相模原市中央区上溝の小川様からご依頼を承り
大変喜んでいただいた葺き替え工事について・・・
「重い和瓦から軽い屋根にして、もしもの地震に備えたい」という奥様の不安を取り除くべく
奥様思いのご主人様が決められた工事です。
小川様との出会いは、弊社のチラシをご覧になられて
ショールームにご来店いただいたことが始まりです。
ご要望を細かく教えていただいたのですが、中でも優先順位は
①屋根を軽くし、地震に備えたいこと
②これから永く住むにあたって、メンテナンスが楽で費用があまりかからないこと
③見た目にこだわり、注文で建てた和風建築なので
風格を変えたくない上に、費用も抑えたいこと
この3点が特に重要なことでした。
我々プロとして、職人と検証・議論をし
小川様とも何度も打ち合わせを重ねた結果
今回はセキノ興産の【かわら455R】を採用しました。
この【かわら455R】はガルバリウムにフッ素塗装仕様のため
とても長持ちしますし
何よりも、1㎡あたりの重さが、和瓦の約1/6の軽さになります。
それでは、肝心の施工方法です!
先ずは現状の確認と解体撤去編!
①現状は和瓦です。
見た目もほとんど問題なし、数年前に別業者で施工されていて
効果の程はわかりませんが、瓦一枚一枚接着した工事がされておりました。
ただし、酸性雨の影響で棟瓦などを止めている銅線が数か所切れておりました。
②ご近隣の皆様にご迷惑をおかけしないよう、屋根の上まで 楔式足場をかけ
飛散防止ネットを張り込みます。
③そしていよいよ解体・・・
この解体工事もやり方が様々で
安く請け負われている業者の中には、屋根の上から、下に停めたトラックの荷台に直に
放り込んだりすることもあるようですが、とても危険ですし、騒音や埃などご近所様に迷惑です。
弊社では昇降機を使い丁寧に瓦を降ろします。
(この和瓦も今までお家を守り、活躍してくれたので雑には扱いません!)
④瓦、瓦桟、ルーフィングを綺麗に撤去し
野地板等下地の状態をチェックします。(今回は良好でした!)
さて、次はいよいよ屋根の葺き替え作業に進みますが
続きは次回「葺き替え編」にて!!!!