なぜ今、国語力なのか?
皆さん、こんにちは。
「オンライン学習塾 啓理学舎」代表の篠田です。
今回は、お子様の『「基礎的国語力」はどのように発達するのか』についてお話をさせていただきます。
「基礎的国語力」の発達のしかた
【小学校に入る前】
お子さんが小さい頃に親御さんは、絵本などの読み聞かせをされると思います。
お子さんは絵本の絵(視覚)や親御様の声(聴覚)で、絵本の内容を理解していきます。
また、親御さんとの会話等で、語彙を身につけていきます。
【小学校入学後】
小学校に入ると、学校の国語の授業等で音読をしていきます。
先生が手本の音読をして、お子様はそれを聞きながら、声に出して読む(音読)練習をしていきます。
ご家庭でも、親御さんが音読の練習につきあう場合もあるでしょう。
また、学校やご家庭でも、会話、音読、漢字練習等で語彙を増やしていきます。
【その後】その後
お子様自身が、読書をすることで、声を出さずに本を読んでいく黙読をマスターしていきます。
また、読書で、語彙数もどんどん増えていきます。
(読書の量と語彙数は比例の関係があります。)
基礎的国語力の発達段階の問題点
お子様によっては、「音読」から「黙読」への移行がスムーズにいかない場合があります。
この原因としては、「音読」は視覚(文字を見ること)、聴覚(自分の声を聞くこと)両方で本の内容を理解していきますが、「黙読」は、視覚のみで理解していくためです。
そして、「黙読」がうまくできないと以下になります。
◯いつまで経っても、読むスピードが速くならない。
◯本の内容が理解できないため、読書が嫌いになってしまいます。
◯読書による語彙力がアップしない。
(読書の量と語彙数は比例の関係があります。)
「音読」から「黙読」へスムーズな移行(基礎的国語力をアップ)させるためには、どうしたらいいのでしょうか。
以下のコラムでお話しいたします。
「基礎的国語力」を伸ばすためには……音読!
「基礎的国語力」を伸ばすためには……語彙力!
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