【大和市中央林間】 保険の見直しのイロハ Vol 3
人生で大きな位置づけでもある結婚をするとき、又は結婚した時に考えるものの一つに生命保険があります。
長いこれからの二人の人生をともにしていくときに、『万が一のことがあったら』、『ケガや病気で入院したら』、 『子どもができたら』・・・などなど、様々なリスクやライフプランに備えるべきポイントをチェックしましょう。そんなポイントに役立つ保険を考えてみましょう。
まずはお互いの今持っている保険を確認しましょう。
独身の時に契約している保険があれば、まずはお互いに確認しておきましょう。契約内容を把握することで無駄な保障や不足している保障などが見つかるかもしれません。
また、契約しているのを知らなかったり忘れていたために保険金が貰えないなどの防止に役立ちます。
あと、結婚に伴い、住所変更や受取人などの変更、特に妻の氏名変更など各種変更手続きも忘れずに行いましょう。
【チェックポイント】
・お互いの契約内容(保険種目、保障内容、保険期間、保険料と払込期間、保険金額(保険金支払条件など)を確認する
・現在契約している保険が必要保障を充たしているか、十分な不足がないか見直す
・保険金受取人、指定代理請求人の名義を配偶者に変更する
・名字や住所、連絡先等が変わった場合は変更の手続きを速やかに行う
そんな中、夫が考えるべき生命保険とは
妻が専業主婦で夫のみが働いている場合は、万が一の時に残された家族が夫の収入がなくても生活できるよう、生命保険の死亡保障を検討しましょう。 子どもがいない場合、夫婦共働きであっても配偶者が持っている財産によっては死亡保障がないと暮らすのに不自由が生じることもあります。、妻が専業主婦や収入の少ないパートなどであれば、 今後の生活費などを考慮すると多額の保障が必要となります。保障額は妻の就業状況や子どもの有無で大きく変わりますので、 ライフプランを話し合いながら保障額を設定しましょう。
妻が考えるべきこと:医療保険、女性の保険
子どもがほしいとお考えであれば、妻はは妊娠となる前に医療保険に加入しておくことをおすすめします。妊娠・出産は母体にとってリスクがあります。しかし 妊娠中や出産後は契約条件が不利になることもありますし、契約自体ができない場合もあります。妊娠前に契約していれば保障されていた子宮外妊娠や 帝王切開にかかる費用も、妊娠・出産後の契約だと保障されない・・・ということもあります。
ぜひ妊娠前の健康なうちに医療保険は特にご検討ください(契約条件、保障内容などは保険会社や商品によって異なる場合もありますので、十分ご確認ください。)
また、女性には乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気のリスクもあります。
一生涯のうちに女性特有のがんに罹患するリスクは、乳がんが16人に1人、子宮がん (子宮頸がん・子宮体がん)が46人に1人と言われています(※)。女性特有の病気を手厚く保障してくれる女性疾病特約は忘れずに契約することをお勧めします。
子どもができたら考えるべきこと:学資保険、(親の)生命保険
子育てで最も大きな負担となるのが「教育資金」です。子どもが公立に進学するか私立に進学するかで金額は大きく変わり、 幼稚園から大学まで全て公立の場合でも約766万円、全て私立の場合だと約2,228万円かかると言われています(下記グラフ参照)。 学資保険は万が一親が亡くなって保険料が支払えなくなっても保険料の支払いが無くなるので、子供を学校に行くための教育資金の確保に役立ちます。
また、家族の人数が増えれば、その分必要な生活費も増えることになります。 親に万が一のことがあったときのため、生命保険の死亡保障を手厚くしておくこともできればなおよいでしょう。
ここで述べたもの以外にも、家を購入したら火災保険、自動車を購入したら自動車保険と、結婚後は様々な保険を検討する機会があります。 夫婦でしっかりと話し合い、納得のいく保険選びをしてください。