小学生でもわかるインフレとデフレについて

平原憲治

平原憲治

テーマ:生活の知恵

小学生
皆さん、インフレ・デフレについてちゃんと説明できますか?

今回は、小学生でもわかるようにインフレとデフレについて
記事にまとめてみました。

先に結論をお話します。

インフレーション(インフレ)とは、 みんなが欲しい量より、商品が少なくなると、値段は上がり、お金の価値が下がること。

デフレーション(デフレ)とは、 みんなが欲しい量より、商品が多くなると、値段は下がり、お金の価値が上がること。


もっと、かみくだいて説明します。

例えば、いつも200円でバナナ4本を買っていたサルがいたとします。(1本あたり50円)

しかし、ある時から、そのバナナが他のバナナより美味しいと噂になり、
多くのサルがそのバナナを求めて、お店に並ぶようになりました。

お店の店員は、バナナの仕入れが追いつかず、
いつもの本数のバナナを仕入れることができなくなりました。

それでも、店員は生活のため、売上を確保しないといけないので、
バナナの値上げに踏み切ったのです。

これからは、バナナ2本で200円で販売することにしました。(1本あたり100円)

サルは、今まで200円で家族4人分のバナナを手に入れていたのに、
これからは、400円出さないと家族4人分のバナナを手に入れることができません。

サルが握りしめていた200円(=お金)の価値は下がってしまったことになります。

この時、バナナなしでは生きられないサルの気持ちに注目してみるとどうでしょうか。

「バナナがこれ以上、値上がりしたら大変!今のうちに買いだめしよう。」
こういう消費行動が好景気に繋がり、さらにインフレを加速させます。
(過剰な消費行動によるインフレは危険です。)

一方、値上がりにより、サルがバナナを買い控えすると、
バナナは売れ残り不景気となり、バナナの値段は下がりデフレに進んでいきます。

大まかには、こんなふうに理解してください。

続きを見てみる → インフレやデフレは、なぜ起こる

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平原憲治(ファイナンシャルプランナー)

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