「プラチナ世代交流フリーペーパーえがお」で著書が紹介されました

駅に向かう途中、知り合いのシニアのお姉様に声をかけていただいた。
「読んだわよ~!」と言いながら、バッグから先日の取材記事が掲載された『ハルメク12月号』を取り出し、笑顔で見せてくださった。その嬉しい気持ちを伝えると、「きっと、これを読んだ人は、私と同じように、あなたの言葉で胸をなでおろしたと思うよ」とおっしゃってくださった。
理由を伺うと、「片付けなきゃいけないのは分かっていても、若いころのようには動けないし、でも子どもにはガミガミ言われる。先は短いのに、自分がいなくなった後のために一生片づけを続けていくのかと思うと、気持ちが重くなるのよ。でもね、後の人のためにするのと、自分のためにするのとでは、ちょっとしたことでも気持ちは全然違うもの」と話してくださった。
年齢を重ねると、身体の可動域や判断スピード、集中力の持続など、若い頃とは異なる特性が出てくる。それは自然な変化であり、決して落ち度ではない。だからこそ、整理や片づけは「できないことを責める」のではなく、「今の自分が心地よく暮らすために、無理のないペースで」取り組むことが大切だとまた改めて感じた。
“片づけなきゃ”でいっぱいにならなくていい。少しずつ、自分を大切にしながら暮らしを整えていくことで、今日より明日がほんの少し楽しみになる。そんな整理のあり方を、これからも伝えていきたいと思う。お姉様、本当にありがとうございました。
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