人生を面白がる力に憧れて——信州旅のお土産とシニアなお姉様方の輝き

先日、信州旅行に行かれたシニアなお姉様から、思いがけない貢物をいただきました。
そしてお話の流れで、私の拙書を読んでくださっていると改めて伺い、胸の奥がじんわり温かくなるほど嬉しくなりました。
私にとって何よりの励みです。心から感謝申し上げます。

お姉様の旅のエピソードは、とにかくエネルギッシュで、聞いているこちらが思わず笑顔になるほど。
「1段40センチのお城の階段を見た瞬間は卒倒しそうだったの。
でも、どうしても行きたくてね。後ろで娘がヒヤヒヤしてたけど、手の力で登って頂上まで行ったのよ！」
と、いたずらっぽく目を輝かせながら話してくださいました。

翌日は筋肉痛で観光が大変だったそうですが、それすら思い出の一部。
その楽しげな語り口に、私まで旅をしたような気分になりました。

すると周りにいたお姉様方からも、次々と旅の武勇伝や挑戦の思い出が飛び出し、
皆さまそれぞれが長い人生を積み重ねてこられたからこその魅力にあふれていて、
「なんて素敵なんだろう」と心から憧れを抱きました。

日ごろ、片づけを通してシニア世代の方々に
「明日も楽しみな毎日に！」
とお伝えしている私ですが、まさにお姉様方こそ、その言葉を体現している方たち。

私もこんなふうに、歳を重ねるほど人生を楽しみ、自分を面白がれる人でありたい。
そんな思いを強くした、心あたたまるひとときでした。

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