段ボール収納に注意!

嫁入りの時に両親が揃えてくれた婚礼家具。
嫁いでから、ずっと長い年月を一緒に
過ごしてきたもモノでもあります。
しかし、現在では、生活スタイルや住宅事情の変化で
既にクローゼットが備え付られていることも多いので、
洋服タンスと整理タンスのセットである婚礼家具を
使うこともなくなってきていることから、
子世代にとっては託されても
大きなお荷物となってしまうことが多いのです。
なので、大型のモノでもあるし、
自分でできるうちに処分をと考えられるのですが、
いざとなると「捨てるには忍びない」と躊躇して、
実行には移せない方が、ほとんど。
でも、お気持ちは分かりますよね?
嫁ぐ時の思い、親の思い、自分と一緒に歩んだ月日・・・など
色んな思い出や感情が込み上げてくるのは当然です。
お客様の中には、少々費用はかかりますが、
全部を残せなくても、
タンスについていた鏡と扉を使って姿見や
扉で小さなサイドテーブル、
装飾の部分だけ残してパネルにリメイクして
婚礼家具に込められた「思い」を
残された方もいらっしゃいます。
実際のところ、
大型の婚礼家具を処分するにも
家具を自宅から搬出する作業は、
既に階段や廊下に手すりがつけられていて
手すりを外さないと出せない、
分解して小さくすること難しいなどあって、
自分達だけでは出来ない事が多く
粗大ごみに出すことも厳しいのではないかと思います。
しかし、リサイクルショップでも人気ブランドのモノでないと、
買取りや無料引き取りの対応をしてくれるところは
残念ながらほとんどありません。
ネットオークションやフリマアプリを活用する方法もありますが、
出品する物の相場や画像の撮影、説明文の入力等、
全て自分で行う必要がありますし、
タンス等の大型家具は、
梱包や発送料も高価で手続き等にも時間がかかるので、
出品に慣れていないと、
これも難しいのではないかと思います。
重くて処分にも手間がかかる婚礼家具を処分する場合には、
移動から搬出、処分まで行ってくれる
不用品回収業者への依頼がおススメですが、
依頼を検討されるときには、
まず、家庭から排出される不用品を回収する上で
必ず持っていなくてはいけない
一般廃棄物収集運搬業許可を取得している業者であるか
しっかり確認をなさって下さい。



